RING誌最新レイティング 

 

1位:オレクサンドル・ウシク 

2位:井上尚弥 

3位:テレンス・クロフォード 

4位:ドミトリー・ビボル 

5位:アルトゥール・ベテルビエフ 

6位:ジェシー・ロドリゲス 

7位:中谷潤人 

8位:サウル・アルバレス 

9位:シャクール・スティーブンソン 

10位:デビッド・ベナビデス 

見事な出来で王座吸収したジェシー・ロドリゲスが中谷順位を逆転。 

 

拳四朗がまさかの敗戦で9位から圏外へ。 

 

代わりに再度レイティング入りは、デビッド・ベネビデス 

 

拳四朗を破ったリカルド・サンドバルはRING誌フライ級1位。 

 

2位は拳四朗。 

 

仮に再戦が行われるのであれば、勝者にRING誌王座の栄誉が与えられる。 

 

拳四朗のモチベの一つになる。 

 

相性の悪さは感じたが、再戦となれば拳四朗のリベンジ濃厚とみるが 

 

果たして再起は有るのだろうか? 

 

またバンタム級ランキングでは5位に比嘉大吾でアントニオ・バルガスは6位。

 

比嘉の実績を評価した事と判定に論があるということかな?

 

9月にカネロVSクロフォード、井上防衛戦が控える。 

 

レイティングが動きそうだ。 

JBC発の地域タイトル戦のラウンド短縮。 

 

先日発表されたOPBF戦に次ぎ、WBO-AP戦も12回戦から10回戦へ。 

 

12日後楽園ホールにて行なわれるWBO-APスーパーフライ級戦、川浦龍生(三迫)VS白石聖(志成)は10回戦で行われる。 

同試合にはWBO-AP会長(レオン・パノンシロ氏)も来日。 

 

10回戦への変更を承認し、今後WBO-AP戦を10回戦制にすることを示唆。 

 

この敏速な判断を大いに支持したい。 

 

最近国内で起きてしまった4件のリング禍は、何れも試合後半に悲劇が起きている。 

 

過去の事例でも試合の後半に起きることが少なくなく、疲弊、脱水時に事故の確率が高くなっている。 

 

今は向き合いたくもないのだが、ウィキペディアには世界のリング禍発生のラウンド数がデータ化されている。 

 

みると10Rが二番目に多く11、12Rの事故数は10R以下のラウンドより少ないが、それは試合の絶対数が少ないのと選手技術が高いことが理由としてあると思う(やはり世界では技術的途上期にある選手の事故が多い) 

 

但し最近国内で起きてしまった4件の出場選手は国内でもトップクラスの力量の持ち主。 

 

以前見られたグリーンボーイの方々の事故とはケースが違う。 

 

明かに何かが変わってきている。 

 

ヤフコメなどでラウンド短縮に意味がないとの首を傾げる意見が有るが、被弾機会時間が減るのでラウンド短縮により事故が増えるという事はない。(毎ラウンド事故の可能性は有るが、12→10回戦で被弾時間が16.6%減る=総被弾数減少。自身疲労度も低減、脱水状態時間減少)選手ファーストでない意見だ。

 

中にはラウンド短縮により各ラウンドが濃密になり打ち合い時間加、パワー増加でさらに危険?との意見がある。 

 

それは全く違う論だ。ボクサーの個々の資質、試合の流れを全く考慮していない。 現状ラウンド数維持と短縮でどちらが事故可能性を減らせるかは明らか。

 

40年前から「A級ボクサー賞金トーナメント」などの短縮バージョン観てきているが、短縮=危険増大の意見には頷けない。

 

まずレギュレーションをいち早く整え、各対策(水抜き減量見直し他)を取る事が事故防止に近づく。JBC発のラウンド短縮には全面的に賛成。

 

サンプルケースとしてやや違うのは承知しているが、ラウンド数が短いキックやUFC。 

 

こと打撃力だけ取れば国際式よりも格段に上(オープンフィンガーグローブ、パンチの数倍の威力がある蹴り) 

 

ただこれらの競技でリング禍のニュースは聞かない。 やはり短いラウンドでは事故確率は減る。

 

まずはこのラウンド短縮の流れを全面的に支持、他団体の地域タイトルも追随することを願う。

 

ここで変えなければ打撃系競技終焉の時計の針が進むだけ。

  

リング禍に遭い尊い命を失ってしまわれた若いお二人。 

 

本人やご家族の事を思うとこの言葉はまだ早く大変申し訳ないのですが、将来の事故を防ぎ、未来の競技者の身体を守ることにつながる事を願ってやみません。 

 

お二人のご冥福と病床で戦っている世界王者の回復を心よりお祈り申し上げます。 

永い観戦歴の中でもこれ程の悲しみは有りません。 

 

打ちひしがれています。 

 

リング禍に遭い28歳の若者二人が旅立ってしまいました。 

 

JBCも早々に動き地域タイトル戦ラウンド短縮を打ちだし、選手を守る姿勢を出してくれましたが、とにかく日頃選手を見ている関係各位の方々の地道な活動が事故防止に大きな力を発揮します。 

 

今回の選手が所属していたジムは長年マネージャーを務めていた方が先導を切り、 

 

選手を守る事に心血を注いでいきたジムです。(一時は水抜き禁止、少しでも負けが込んだり打たれたら即引退勧告。以前の事故の際にジム閉鎖まで考えられた)、それでも事故は起きてしまいました。 

 

JBCとして出来る事は先のラウンド短縮、計量前数回の事前「計量」、既に実施している様ですが、医学専門家を呼んでの講習(リモートでも可)。 

 

今後協会費用負担でのMRI検査(各地に提携先確保。保険適用なら一万円以下)、ハイドレーション検査導入(我々の入場フィーを上げてその費用に回してもらう。反対する人は皆無でしょう) 

現在健康管理見舞金は存在していますが、クラウドファンディング立ち上げて頂ければ喜んでご協力致します。

 

またインスペクター、審判員らの判断でのJBCからの「引退勧告」「転級勧告」


 海外からのいわゆる「噛ませ犬」招聘禁止。


体重オーバー規定の8%超えで試合不成立の数値を下げるべき。

体重オーバー選手との対戦で事故が起きたら文字通りこの競技は終わります。


忖度ストップ基準の根絶(興行主ジム選手がピンチに陥っても試合継続させる事は危険)


違法バンデージ、グローブ改造への厳罰化。


バッティング、ラビットパンチへの減点基準明確化。ケースにより反則負けの裁定を。


アンチ・ドーピングの徹底。故意の違反者は永久に資格停止。

違反海外選手にも一定期間の日本国内試合資格停止。


リング禍重篤事故が無かった10年間と現在と何が変わって何が変わっていないのかの棚卸も必要です。


海外コミッション、世界各団体との情報交換、共有。WBCが推奨している体調管理アプリの推奨。やるべきことは徹底して頂きたく思います。

 

興行毎に緊急時の病院確保はしている様ですが、今一度の流れ再確認訓練、履行と人手不足の解消。 

 

事故の確率を低くするのは日頃選手を定点観測しているジム関係者です。試合前後の飲酒頻度、量まで踏み込むべきだと考えます。また最も大事な精神面も。気を抜いた状態でのスパーは危険です。

 

先日亀田史郎トレーナーがインタビューに応え、「スパーリング」でのダメージ蓄積が怖いという事を述べていました。 

 

自分もやはり大きなポイントであると感じています。 

 

ギアつきですが、大きな面積のグローブで揺さぶられてのダメージ蓄積。 

 

基本ストップがかからず力量(ウェイト)差があっても我慢してしまう。 

 

スパーは調整で実戦さながら打ち合うモノではないとの論もありますが、実際は・・・。 

 

選手コンディションを鑑み、スパー回数調整、マススパーでの調整、そして何よりも過度な減量、水抜きには充分な注意を払って頂きたく思います。 

 

 

以下に亀田史郎トレーナーの言葉を貼り付けさせて頂きます。 

 

 

史郎氏は「JBCもラウンド数を減らすとか、レフェリーが止めるにしてもな、どこで止めたらええのかも分からんしな。俺は、そこの問題じゃないと思うてんねん。

そこ(ルールの変更)は、それでいいねんけど。ジムで練習してスパーリングしてるやろ。その時のことなのよ、全てが。だいたい、ダメージってそこで来んのよ。試合で来たって言うてるやろうけど、蓄積で、スパーリングなのよ」と事故の原因を分析する。 

その上で「俺は練習中やと思ってるから。(練習で着用する)大きいグローブは面積広くなるから、揺れるダメージも大きいのよ。なかなかスパーリングで止める、ダウンってないやんか。それが全部、蓄積してきてるのよ。試合で小さいグローブになるから(蓄積されたダメージが)来んのよ」と指摘した。  

また、猛暑対策やトレーナーの役割の重要性についても強調する。「暑い時はスパーリングは少なめやねん。『試合控えてる選手はしゃあないやんか』って言うたら、クーラーかけて。『減量どうすんの』と言うたら、それはトレーナーの管理なのよ。一気に減量じゃないやん。徐々に落としていって、ちゃんとコンディションをつくるのは選手プラス、トレーナーやから。ジムもこれは責任持ってやらなあかんと思ってる」と力説した。 

 

厳しい練習根性論かと思われた亀田史郎トレーナー。 

 

自らの経験で培われた冷静な意見に耳を傾け、業界一丸となり事故を防いで頂きたく思います。 

 

神足茂利さん 浦川大将さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。