11月24日トヨタアリーナ東京興行。

 

セミの位置付け3カードに帝拳ジム世界王者候補たちがセットされた。

 

初陣は世界WBA世界バンタム級4位増田陸が登場。

 

WBC世界バンタム級14位ホセ・カルデロン(メキシコ)と「世界前哨戦」を行う。

 

政治力駆使すればIBF王座決定戦への出場も可能だったと思うが、帝拳もさすがに中谷返上王座全てに帝拳ボクサー出場には踏み切れなかった。

 

増田は2戦連続「世界ランカー」との手合わせ。

 

前戦は1RKO

 

12月に行われるIBF王座決定戦は、ホセ・レイエス(メキシコ)とランディ・ギーゲ(南アフリカ)との間で行われる。

 

恐らく長身サウスポー・レイエスが王座に就くだろう。

 

レイエスは技術もあり手数も旺盛。

 

増田にとり決して相性は良くないが、世界王者になるということはこういう事。

 

増田のクラシカルスタイルからの左強打に期待したい。

 

話は飛ぶがレイエスは井上尚弥スパー相手(タパレス戦)で来日経験あり。

 

井上のパートナー出世説を裏付けそうだ。

増田VSカルデロン。

 

増田の瞬殺予感も漂うが、まだキャリア10戦目。

 

ともすれば引き出し感に欠ける増田。

 

ここでは試合尺を伸ばし、キャリアを積みたいところ。

 

アマ世界王者からプロ入り。

 

異次元技術で最短世界王者を目指している坪井智也(帝拳)

 

さすがにセンサク・ムアンスリン、ワシル・ロマチェンコが持つ三戦目の世界王座獲得を狙うことは、とりあえずパスしたが、プロ三戦目で意外な古豪との対戦が決まった。

11月24日天心VS拓真興行にて元世界王者で現WBC世界スーパーフライ級1位カルロス・クアドラス(メキシコ)と対戦。

 

文字通りの世界前哨戦となるが、クアドラスは帝拳傘下ボクサーとの認識。

 

意外な「同門?」対決となる。

 

但しお互い面識はないかと思われ、私情云々もなくガチンコ対決となるだろう。

 

全盛は過ぎたがクアドラスは依然巧くまだ底を見せていない選手。

 

とてもプロ3戦目のキャリアで戦う相手ではないが、帝拳は自信満々。

 

恐らく判定決着となるが、この手の技術対決は大好物だ。

 

坪井がクアドラスの壁を乗り越えることが出来れば、4戦目での世界戦へゴーサインだが、WBC王者にはジェシー・ロドリゲスが君臨。

 

2戦連続の同門対決はさすがにないと思われる。

 

ロドリゲスはWBA王者マルティネスと統一戦、IBF王者(ウィリバルト・ガルシア)には拳四郎が挑むことが決まっている。

 

果たして坪井VSクアドラス勝者のターゲットは誰になる?

 

次世代スーパースター候補ジャロン・エニス(米国)

 

残念ながらウェルター級ではクロフォードらとのビッグマッチに恵まれず、才能を満天下に知らしめることは出来なかったが、同クラスに敵はいなく1階級上のスーパーウェルターへ転級。

 

11日地元米国ペンシルベニア州フィラデルフィアに於いてSW級初戦。

 

WBA世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦へ挑んだ。

 

相手は同級8位ウイスマ・リマ(アンゴラ)

 

ボクシング後進国アンゴラのボクサー。

 

はっきり言ってミスマッチ。

 

1R、サウスポーリマに対し、右構えでスタートのエニス。

 

流石に上体は厚みを増している。

 

前の手と位置取り。相手をうまく呼び込んでいるエニス。

 

右の見せパンチ。左を上下に散らし、ボディーへカウンター。

 

左ジャブ見せておいてディレイの右。

 

そして得意の左構えにスイッチ。見事な右アッパー痛打から畳みかける。

 

右フック下から上。

 

左から右フックの返しで痛烈なダウンを奪う。

 

残り時間はまだ半分あり、当然KOへ邁進。

 

一気のコンビを畳みかけ、リマを前へ崩すダウン。

 

何とか立ち上がったリマをニュートラルコーナーへ追い込み連打を繰り出すと主審は試合終了宣告(1R1:58TKO)

※エニスは35勝(31KO)1無効試合

当然といえば当然だがエニスが圧巻の内容でスーパーウェルター初戦を飾った。

 

現在WBA世界スーパーウェルター級王座にはクロフォードが王座返上した為、アバス・バルー(独国)が就いているが、エニスの敵ではなく興味がわかない。

 

同クラスにはセバスチャン・フンドラ(米国)、バージル・オルティスJr(米国)がいるが、頭一つ抜けているエニス。

 

オルティス以外はこのクラスに好敵手は不在。

 

将来名を残し、歴代PFPに名を連ねるにはクロフォードを追いかけるしか手はないな。