米国で活動するIBF世界バンタム級14位秋次克真

 

まだ国内ではunknown状態。

 

数試合動画を見た。

 

これぞサウスポーといったスタイル。

 

前の手を忙しく使い、サイドへの動きは実に早い。

 

パンチ力はKO率が示す通り欠けるが、己をよく知っている為、スピードに特化。

 

旺盛な動きと手数を続けられるスタミナがある。

 

無駄な筋肉もなくスレンダーなフォルム。

 

スピード出すのにうってつけだ。

 

顎は決して強くなさそうに映るが、旺盛に上体を動かしガードへの意識も高い。

 

川島郭志、ヘクター・カマチョの様な動きも見せる。

 

技巧派サウスポーフェチの自分は秋次の映像は飽きることなく観ていられる。

 

ただ厳しめに見ると日本でもまれたら(名門ジム選手に狩られ)果たして無敗で世界ランカーになっていたかと思うし、フィジカル面に不安はある。

ただ高校中退し単身米国でこの地位まで上り詰めてきた(ProBOX TVと契約)秋次にロマンを感じないわけにはいかない。

 

また格上と目されていた選手との数多くの対戦を勝ち抜いた秋次のハートの強さは大いに評価したい。

 

次戦はビンセント・アストロラビオ(比国)と相手にとり不足なし。

 

持ち味発揮で完封してほしい。

 

いつの日か日本で天心や井岡らとの技術戦を夢想する。

 

リアル海道卓だな。

 

 

11月24日天心VS拓真興行

 

10月10日~ローソンチケットでチケット発売開始。

 

新装となったトヨタアリーナ東京効果もあり、完売予想がされる。皆さまお早めに。

 

セミに魅力的なカードがセットされた。

 

【IBF世界フェザー級挑戦者決定戦】

IBF7位中野幹士(帝拳)VS IBF5位ライース・アリーム(米国)

 

その硬い拳で明日の世界王者候補中野幹士。

 

普通にウェイティングサークルにいれば何れ王座挑戦の機会はあっただろうが、自ら王座挑戦権を奪いに動いた。

 

この行動は帝拳ジムの誠意とフェザー級王座への敬意を感じる。

 

相手のアリーム(22勝(12KO)1敗)は間違いなく難敵。※唯一の敗戦は敵地豪州でサム・グッドマンに1-2判定負け。

 

バランスの良いオーソドックススタイル。

 

まとまった技術と平均レベルのスピードがある。

 

スーパーバンタム上がりでパワー的に怖いものはないが、タイミングよく切れのあるパンチを放ってくる。

 

中野が中盤~後半にかけてアリームをつぶす(顎は強くない)ことに期待したいが、アリームも逃げきれるだけの技術とキャリアがある。

メインは世界戦で残り3カードは世界ランカーらが登場。

 

実にシンプルな興行形態だが、下手な世界戦よりも興味深いカードが揃った。

 

 

人口わずか320万人余りの小国(自治連邦区)ながらも数多くの名ボクサーを生んできたプエルトリコ。

 

自分はベニテス、ゴメス、ロサリオらの天才ボクサーは歴代でもトップクラスの才能があったと評している。

 

ヘスス、カマチョ、トリニダードらも忘れられない天賦の才があった。

 

一時は世界王者不在時期もあったが、現在は4名の世界王者を抱えている(MM:コヤソ、LF:サンティアゴ、SL:マティアス、SW:ザヤス)

 

スーパーライトとスーパーウェルターに王者を配するところは、我が国と違いうらやましいバランスだ。

 

ただこの中でピカ一は最軽量級王者オスカル・コヤソ。

WBAスーパー王座とWBO王座を保持し、プエルトリカンとして死守すべきWBO王座はすでに6回防衛(9月25日来日経験もあるジェイソン・バイソン(比国)に7RTKO勝ち)

 

プロモートはミニマム級選手としては異例のGBP(ゴールデンボーイプロモーション)

 

コヤソは技術もあるが、最軽量級とは思えない迫力ある攻撃で会場を盛り上げることが出来るエキサイティングな選手。

 

タイプは違うが技術もハートもあったミゲール・コットの様な心持の選手だ。

 

いつの日かもっと大きいステージでミニマム級でもこれだけの試合が出来ることを披露してほしい。

 

カルバハルはライトフライの概念を変えたが、コヤソもミニマムの認識を変えられる選手だ。

 

現在WBA正規王者に就いている松本流星(帝拳)や大橋ジムランカー(石井、北野)はこのビッグネーム(コヤソ)を狙わなければウソ。

 

現在WBC(ジェルサレム)、IBF(タドゥラン)も強い王者だが、どうせならコヤソの首一択だ!