大きな反響があった拓真VS天心。

 

悪癖で?未だ映像を見返していないが、SNS(TikTok)などで動画が飛んでくるのでWOWOW放映まで未見でいけるかな?

 

試合の感想は会場から帰宅後記したブログ内容から変わりなし。 

 

4Rまでを互角に対峙した拓真が以降距離を詰めていき、天心は全ての動きに対応されてしまった。

 

勝てば官軍なのだが、正直セコンドワークに差があったというか、井上陣営のファミリーとしての結束力が高過ぎた。

 

この父親、兄がいなかったら拓真はあそこまで仕上げることも出来なかっただろうし、戦略を遂行できなかった。

 

文字通り井上ファミリーの勝利だ。

 

一方帝拳陣営もキックボクサーから見事なボクサー天心を創り上げているのは事実。

 

激闘パターンへ持ち込みたかった拓真対策。スパーで接近戦のトレーニングも敢行していたと聞く。

 

ただキャリアの熱い拓真の試合中の「味変」についていける体躯、インサイドワークは未だ身についていなかったということか。

 

途中から本田会長も盛んにアドバイスしていたが、トップスピード持続できるスタミナ(身体も脳も)は天心にはなかった。

 

この一戦で天心の課題は明確に棚卸された。

この敗北で強くなる可能性は十二分にある。

来年の天心復活ロードが楽しみだ。

 

RING誌最新PFPレイティング

 

1位:テレンス・クロフォード

2位:オレクサンドル・ウシク

3位:井上尚弥

4位:ジェシー・ロドリゲス

5位:デミトリー・ビボル

6位:アルトゥール・ベテルビエフ

7位:中谷潤人

8位:シャクール・スティーブンソン

9位:デビッド・ベナビデス

10位:デビン・ヘイニー

先日見事なパフォーマンスでWBA王座を吸収。三団体で世界スーパーフライ級王座に就いたジェシー・ロドリゲスが4位へ浮上。

また同じくWBO世界ウェルター級王座に就いたデビン・ヘイニーが10位へ入り、長きの間PFP入りしていたカネロ・アルバレスが圏外へ・・・。

 

個人的には依然カネロはPFP入りボクサーと感じているが、ヘイニーのランク入りにも異存はない。

 

ジェシー・ロドリゲスは将来PFP NO.1になる可能性すら秘めている。

 

バンタムに上がっても無双状態を続けるのは間違いない。

 

猛追されている井上尚弥。12月にピカソを瞬殺してもランクは動かないだろう。

 

再びトップを覗うには中谷潤人とのビッグマッチ結果次第。

 

これは相手の中谷にも言える。

 

来年は大きくレイティングが動く年となりそうだ。

 

2025年全日本ボクシング選手権大会決勝(於:ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)

 

何と言っても怪物高校生藤木勇我の大会。

 

怪物見たさに九州のマニアの方も来場していた。

 

W級決勝

【藤木勇我(興國高)VS祝聖哉(大橋ジム)】

 

まず目についたのは二人の身長差。

 

身体も一回り小さい藤木だが、臆することなく入り強打を放つ。

 

前大会銅メダリストである祝も巧い左レバーにセンスを感じさせる選手。

 

23歳という事もあり藤木のパワーに押されることはない。

 

藤木も細かい技術が所々に出る。

 

生命線の左に細かい上体の動き。

 

結果藤木が5-0で判定勝ち。見事に高校生で全日本を制した。

 

この栄冠を手土産にプロ入り。

 

階級はフェザー級だという。フェザーまで落とせるのか。堤麗斗との出世争いは見ものだ。

 

初期キャリアではKO量産だろうが、好戦的スタイルの為、被弾もある。

強固なブロッキングで打たせずに打つスタイルを確立し、最終的にはライト級あたりで世界王座に就いてほしいものだ。

 

他印象に残ったカード、選手。

 

女士B級決勝:【並木月海(マツキヨ)VS國府縞鈴(日体大)】

 

再起した東京五輪銅メダリスト並木。

 

階級を上げ以前の動きが出来るのか?と感じたが、ベテランらしく戦い、新鋭國府をはねのけた。

 

右フックボディーにはパワーがあり、動きも随所に全盛時代を思わす所作を感じた。

好選手國府は惜敗したが、素質があるのは間違いない。一年ごとに力を付けていく選手だと思う。

 

女士Fe級決勝:【山田月琴(東洋大)VS岡山さくら(駒澤大)】

 

山田は素晴らしい選手だった。

 

恵まれたリーチを活かし、スピードもある。

 

カウンターのセンスも持ち合わせ言う事ない選手。

 

まだ大学1年か・・・。間違いなく五輪を狙える素材で世界でも勝ち抜けるスタイルがある。

今大会の(男女合わせて)MVPだ。

 

女士L級優勝の【吉澤颯希(自衛隊体育学校)】は相変わらずのパワーで圧勝。

ことパワーだけなら世界レベル。逞しいわ。

 

女士W級は【鬼頭茉衣(カネヨシ)】が薄氷の勝利。

サウスポー【秋元アリンダ(青森山田)】のアウトボックスに苦しんだが、2、3Rプレスをかけて逆転。

 

ただ秋元も高校生とは思えない技巧派。楽しみだ。

 

男子:F級決勝

【岩井大地(東農大)VS古藤昇太(東洋大)】

 

優勝候補古藤が高校総体2連覇(現東洋大1年)の岩井に敗れる波乱。※自分は辛うじて(3Rを与え)古藤が勝ったと思った。1R古藤は右で岩井にカウントを聴かせた。

 

岩井は古藤をフィジカルで上回る逞しさを見せたが、逆に古藤はフィジカル面の課題が出た。

次から次へとジュニア出身の好選手が出てくるな。

 

【原田周大(大橋)】は傷による負傷判定にて何とか勝利。

恵まれた環境にいるだけにライト級でも何とか活躍して欲しいな。

 

LM級を制したには【秋山佑汰(自衛隊体育学校)】

 

自分も推しているサウスポー。

 

相変わらず前の手も巧くフィジカルもあり、スピードもある。

 

ただアジアレベルでは勝ち抜けない・・・。

 

このクラスのアマレベルは途方もない高さだ。

秋山の将来はわかりかねるが、ぜひ指導者としてアマボクシング界に残って欲しいな。