【WBO世界フライ級タイトルマッチ】
アンソニー・オラスクアガ(米国)VS飯村樹輝弥(角海老宝石)
戦前の予想通り両者の実力、パワー差が歴然と出た試合。
1R、オラスクアガが左を突くと得意のアッパー、フックが当たり始め、飯村は早くも窮地。
2R、飯村も強いハートで引かない展開。
4Rには右アッパーも入れた飯村だが、王者を脅かすパワーには欠け、オラスクアガは余裕の笑顔。
全体的に雑さも出たが実はオラスクアガの生命線である左。このジャブは最後まで忘れなかった。
そして相手の追い方も実にうまく、上体の振りも励行。
7R右アッパーから左フックで飯村からダウンを奪うオラスクアガ。
もうこの回でストップ宣告すべき。(個人的にはダウン前の展開でストップ宣告でも良かった)
8Rになぜストップしなかったのだろう。理解に苦しむ。
昨年不幸な事故が起きてしまった日本拳闘界の事情もルールミーティングで伝えるべきだ。
9Rようやくストップ(9R1:19TKO)が入ったが、飯村セコンドも無駄な被弾を浴びせ続けてどうする?
飯村が強いハートでパンチを返すが、正直何も起きない展開であることはセコンドが一番解っているはず。
実に残酷な一方的なゲームだった。※自分の現地採点は80-71。
敗者飯村は病院へ直行って・・・。大切な選手を奥さんの前で壊してどうする。
コメントもない。
「帝拳セーフボクシング・プロジェクト」におんぶで抱っことまでは言わないが、JBCは安全面で機能しているのか大いに疑問がある。※JBCが締結した「東京科学大との医療連携」当日横浜BUNTAIに同大の医師が居たのだろうか?
またメインの増田VSドネアでもダウンを取られた直後、ドネア陣営から棄権の意思表示が合ったが、主審は気が付かずに続行…。
もう次は無いからな!こんな管理ならJBCは解体するかメンバー入れ替えが良いとさえ思う。







オラスクアガはこれで5度目の防衛に成功。
フライにありながら減量の苦労も少ないと言われるオラスクアガ。

あの雑とも思える攻撃の裏に左ジャブ、上体を振りながらの理論的な詰め方。
対抗できる選手は矢吹正道くらいしかいないが、諸々背景で対戦はないのだろう。