唯一の地上波ボクシング番組を中継してくれていたフジテレビが遂に撤退。

 

3月14日放映された「フェニックスバトル」で一区切り。

 

フジテレビとボクシング。

 

矢尾板貞夫、ファイティング原田、輪島功一で異次元の視聴率を誇り、スター選手を生んだジムは多額放映権料で栄華を極めた。

特にフジと関係性が強かった三迫ジムは長きにわたり「ダイヤモンドグローブ」の窓口を詰めた。

 

金メダリスト村田諒太がデビュー当時は「三迫所属」でフジテレビと専属契約を結んだほど。

 

フジテレビは村田諒太、井上尚弥の中継でそれこそフジテレビ年間最高視聴率がボクシング世界戦(村田)だったこともある。

 

もう40年ほど前になるが、番組プロデューサーがメインの後に行われた試合まで「観戦」この試合(佐々木英信VS松永俊紀)が熱戦となり、プロデューサー氏は「面白いね~」と満面の笑顔。

 

沸いた会場の声援で矢尾板さんが会場へ戻ってきたほど。

 

このフジテレビのボクシングへの愛情は最後まで培われていた。

 

フジテレビには感謝しかない。

 

自分がボクシング初観戦したのもフジテレビのチケットプレゼントがきっかけ。

 

1981年6月の玉城和昌VS打越芳幸。この激闘でボクシングがさらに好きになり、生観戦が始まった。

 

地上波があるとないでは、新規ファン、競技者へ大きな影響が有るのは明白。

 

幸いなことにボクシング中継撤退ではなく、「一区切り」

 

今後も特番や再開に含みを持たしている。

 

フジテレビボクシング中継復活を信じて、ひとまず本当に「ありがとうございました」

 

今年2月、まさかのプロ黒星を喫した村田昴。

 

所属していた帝拳ジムから自身の原点である長谷川穂積が会長を務めるKOBE長谷川ジムへ移籍。

 

これは実に意外な選択。

 

帝拳ジムに所属するというか出来るだけで最高のバックアップ他、幸甚なポジションに身を置けるのだが、あえて外海へ出てイバラの道を歩むこととなった。

 

長谷川は自身の試合の多くを帝拳プロモートで戦ったので、帝拳との関係は良好。円満移籍だと思う。

 

帝拳は素質のある村田へ相当な投資(米国デビュー、オールスターボクシングとの「契約」、海外よりオギー・サンチェスを招聘)をしてきた。

村田も期待に応え、デビューから10連続KOでWBO-AP王座に就き、次期世界王者候補の席に座っていたが、2月の初黒星。

 

ここで出した答えが「原点回帰」

 

村田は幼き頃、長谷川が所属していた真正ジムでグローブを握り、プロ入りの際は長谷川穂積2世と騒がれた。

 

村田はデビュー以来連続KOを続けたが、本来はスピードを活かし切れと動きで勝負。

 

決してパワーで戦うタイプではないが、いつしか強気激闘型の色合いが濃くなっていた。

 

この強気姿勢は長谷川穂積も現役時代に良く見せていたが、長谷川もパワーではなくスピードとキレで勝負するタイプでそのスタイルの時は正に無双状態だった。

 

村田は、移籍を契機に自身のスピードを活かした戦法へ修正したい。

 

長谷川の経験に基づいた指導との相性は良いと見る。

 

井上尚弥の存在を別にすれば、村田は世界のベルトを巻く力は充分ある。

 

是非新天地で潜在能力を取り戻し、古巣へ恩返し!

 

長谷川穂積&村田昴コンビに期待したい。

今年も刊行された

「世界ボクシングパーフェクトガイド」

毎回記しているが、こうも団体王者が多くてはこの手のガイド本は必携。

 

観戦時にも非常に役に立っている。

 

いつかは紙媒体ではなくデジタルとなり、全戦績までカバーするようになるのだろうが、自分は日本の高度な印刷技術が施された紙媒体が好き。

 

恒例のPFPランキング。

 

ボクシングマガジンはPFP王者(井上尚弥)の下に1~10位の選手を選出する独自スタイル。

※今回カネロが10位へ滑り込み。※ジャーボンテイ・デービスは対象外とのこと。

 

13名の選出者の結果なので現実的なランキング。毎回攻めているのは増田茂氏だけ。

 

個人的PFPは以下(マガジン方式ではなく10名)

 

1位:オレクサンドル・ウシク

2位:井上尚弥

3位:シャクール・スティーブンソン

4位:ジェシー・ロドリゲス

5位:ジャロン・エニス

6位:デミトリー・ビボル

7位:アルトゥール・ベテルビエフ

8位:デビッド・ベナビデス

9位:デビン・ヘイニー

10位:中谷潤人

※次点カネロ・アルバレス(本当は中谷の上評価なのだが、中谷圏外の勇気はない)

 

2025年終了時は以下だった。

 

1位:テレンス・クロフォード

2位:オレクサンドル・ウシク

3位:井上尚弥

4位:ジェシー・ロドリゲス

5位:シャクール・スティーブンソン

6位:ジャロン・エニス

7位:デミトリー・ビボル

8位:アルトゥール・ベテルビエフ

9位:カネロ・アルバレス

10位:中谷潤人

次点:デビット・ベナビデス

 デビン・ヘイニー、ジャーボンテイ・デービスは圏外。

 

1年間空けようかと思ったが、記してみた。

 

2026年、ウシクはキックボクサーと対戦。井上はPFP選手(中谷)と対戦。

 

お互い勝つとして・・・。井上がPFP NO.1へ躍り出るのは明白だろう。

 

※5月2日東京ドーム戦。チケット落選。仕方ない。ボクシングチケットが売れたと喜びたい・・・😫