サウジアラビア リアドで行われた 

WBA、WBC、WBO世界ヘビー級タイトルマッチ

オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)VSタイソン・フューリー(英国)Ⅱ 

 

このリマッチに用意された報酬総額は295億円以上と規格外。 

 

フューリーは服を着たままだが、前日計量281lb(127.4kg) 

 

対するウシクは226lb(102.5kg) 

 

1R、やはりフューリーはウェイト重すぎ? 

 

対するウシクは良く動き身体のスピードは相変わらず。 

 

左を下へ集める。 

 

2Rはフューリーも速い手打ちワンツーを決めポイントを奪う。 

 

3R~281lbの体重を活かしプレッシャー。また左ジャブ多用から左フックを当てるフューリー

。 

 

4Rフューリーもウシクの動きを止めるべくボディー狙いもウシクの動きは落ちない。 

 

ウシクは長いリーチと柔らかい身体を活かしロングから左フックを飛ばす。

 

5Rフューリーも良くボディーを攻める。 

 

8Rウシクは大きなパンチを顔面へ集めるシーンを見せる。 

 

9R~フューリーは打ってはクリンチの掛け逃げ戦法。 

 

10R負けじとウシクもクリンチの離れ際にパンチを返す。 

 

11R、チャンピオンシップラウンドで意地を見せたのはウシク。 

 

全く落ちない動きから左を良く入れる。対するフューリーは疲れが見える。 

 

12Rもラスト1分を手数で制したウシクの回。 

 

公式採点は116-112X3名でウシクの防衛を支持。私採点も116-112でウシク。 

ウシクの動きは最後まで落ちなかった。 

 

重心バランスは前進も後退も即座にできる絶妙なもの。 

 

常に右手を動かし、これも瞬時にパンチを繰り出せる動き。 

 

この所作に左右のムーブも交えるとはヘビー級選手の常識を超える。 

 

フューリーも体重を浴びせてきたが、ウシクは負けない体幹が有った。 

 

またフューリーの裏拳、肘打ちなどダーティーテクにも平常心で対峙したウシク。 

 

二戦続けてフューリーに競り勝ったことはPFP NO.1を決定づける大きな勝利だ。 

3150FIGHT&LUSHBOMU 

 

何とオープニングにメキシカン同士の世界戦を持ってきた・・・。 

 

視聴は10R~と痛恨のミス。 

 

【サルバドール・フアレス(メキシコ)VS森脇流星(KWORLD3)】 

 

スピードで上回る森脇は序盤3Rまでポイントを抑えたが、フアレスもパンチを躱して攻め込んでくる。 

 

4R~森脇は脚を使ったが、攻め込まれるシーンも目立つようになり、序盤からパンチを貰う姿勢も悪い。 

 

最終8Rアンラッキーなダウンを宣告され、痛恨の-2点。 

 

3-0の判定負け(自分の採点も76-75でフアレス)でプロ初黒星。 

 

3戦目にしては荷が重い相手だったが良く対抗した。 

 

このキャリアを活かせれば、何ともない黒星だ。 

 

 

【但馬ミツロ(亀田)VSロスメン・ブリト(ベネズエラ)】 

 

今年3月に初黒星を喫した但馬の再起戦。 

 

1R、193cmと長身のブリトは脚と左。 

 

但馬はブロッキングで前へプレッシャー。 

 

但馬は肩越しに右パンチで更に前へ。 

 

左レバーで相手を効かせ、追撃打でダウンを奪う。 

 

立ち上がった相手に右オーバーハンドから追撃(左→右)でダウンを追加しTKO(1R2:21TKO) 

 

再起を飾った但馬は、肉体改造中とのこと。 

 

肉体はもとより精神面での効果の方が大きいのかな? 

 

これで11勝(9KO)1敗となった但馬。 

 

次戦は早くも3月。また波に乗りたいな。 

 

 

【横山葵海(ワタナベ)VSデンマーク・ケビド(比国)】 

 

何とプロ2戦目でメインの横山 

 

横山はバランス良く、構えているときは右ガードも高くその位置からモーションの少ないストレートを放つことが出来る。 

 

そして得意パンチの左レバーは技術を感じさせるし強い。 

 

中盤からパターンが読まれると細かいフェイントを入れる狡猾さもある。 

 

しかし相手のケビド(サウスポー)はタフで右にはパンチが有った。 

 

序盤から横山は打ち終わりにケビドの右フックを食いたじろぐ場面も。 

 

防御技術は悪くない横山だが、柔らかい身体が有るためにガード下げかわすシーンが散見。 

 

そこを突かれ7Rに避け損ねのダウンを取られる。 

 

8Rもケビドのアッパーや左を食いポイントを奪われる。 

 

公式採点は76-75X2名、78-73と3-0で横山。 

(私採点は76-75) 

横山は好選手で日本王者は獲得できると思うし、世界挑戦までたどり着けるかも? 

 

ただケビドは2戦目で戦う相手ではなかったな。 

 

余り3150FIGHTのペースでキャリアを積ますべきではないな。 

世界ウェルター級王座 

 

近年のクラス細分化、団体増加の中にあってしても、おいそれと日本人が挑戦することもままならない高い頂。 

 

そんな中佐々木尽への期待が高まっている。 

 

来年1月24日の対戦相手坂井を倒すことが有れば、世界戦待望論が起こり世界ウェルター級挑戦権を手に入れる可能性も有る。 

 

過去世界に手が届かずとも我が国は優れたウェルター級戦士を産んできた。 

 

過去、近年の名選手スペックをランク付け。 

 

その中で佐々木はどのレベルにいるのか考察。 

 

※古豪グレートを現代基準で断を下す無粋なことはしないが、実質映像未見(ハイライトのみ)の選手は除外。 

 

 

①パンチ力 

1位:坂本孝雄 

2位:吉野弘幸 

3位:ムサシ中野※ 

4位:龍反町 

5位:串木野純也 

6位:大曲輝斉 

7位:渡部あきのり 

8位:佐藤仁徳 

※ムサシ中野は未見だが昔オールドファンに聞いたことを信じる。

 

②フィジカル 

1位:串木野純也 

2位:尾崎富士夫 

3位:矢田良太 

4位:大曲輝斉 

 

③テクニック 

1位:亀田昭雄 

2位:尾崎富士夫 

3位:辻本章次 

4位:小原佳太 

4位:湯場忠志 

 

④スピード 

1位:亀田昭雄 

2位:辻本章次 

3位:大和田正春 

4位:吉野弘幸 

 

⑤ディフェンス 

1位:亀田昭雄 

2位:亀海喜寛 

3位:辻本章次 

4位:坂井祥紀 

 

⑤インサイドワーク 

1位:亀田昭雄 

2位:小原佳太 

3位:龍反町 

4位:辻本章次 

5位:尾崎富士夫 

6位:亀海喜寛 

 

⑥総合 

1位:亀田昭雄 

2位:龍反町 

3位:辻本章次 

4位:尾崎富士夫 

5位:吉野弘幸 

6位:亀海喜寛 

7位:小原佳太 

8位:串木野純也 

 

総合NO.1は世界ジュニアウェルター王座に挑んだ亀田昭雄 

実力的には世界王者クラスだったが、亀田をしてもウェルター級王者になる姿は想像できなかった。 ※当時レナード、ハーンズの時代

 

世界戦で一番ウェルター級王座に近づいたのは辻本章次。 

後の怪物クエバスを前半はコントロールしていた。 

 

尾崎は老獪なスターリングに肉薄したが惜敗。 

 

龍反町はラスベガスで世界ウェルター級に挑むという快挙を成し遂げ、リングサイドを沸かせる健闘を見せた。龍の試合は今見ても面白いものばかり。 

現状佐々木尽は以下の項目で 

「パンチ力」7位 

「スピード」5位 

「フィジカル」5位 

「総合」7位 

と評価してみた。 

 

ボクサーの評価はキャリアを終えた後、またはピークを現認した際に決めるのが筋なのであくまでも現時点での評価。 

 

個人的にはまずスーパーライト級王座を狙うべきかと思うが、大橋ジムのアンディ平岡がウェイティングサークルに控えており、無双だったクロフォードが王座を手放した。 

 

ここは初志貫徹 

 

「日本人初の世界ウェルター級王者」へ邁進して欲しい。