先日の大田区総合体育館興行。
メイン以外のカードを簡潔に
【吉良大弥(志成)VSジャクソン・サパタ(ベネズエラ)※110lb契約】
プロ三戦目の吉良がWBA-LF13位サパタと対戦。※サパタは11勝(9KO)2敗2分の28歳
吉良はランクでは8位と格上だが、構図的には「冒険マッチ」
2R、サパタは左フックを好打。このパンチにはパワーも感じられ 、間違いなく難敵に映った。
ただ吉良は旺盛な動きと積極的な攻め。
技術も井岡テイストも取り込んでいるが、実に野性的でアグレッシブな攻撃。
この吉良の攻撃を受けたサパタは、強気スタイルを一新。
サウスポーへシフトと強打封印し、技巧派スタイルで対峙。
ただ吉良の動きは往年の戸高秀樹を思わせるような野生スタイル。
相手にクリンチを許さない動き、ステップの巧さに感心した。
繰り出すパンチもフックかジャブか相手には判別が付かない絶妙の繰り出し方。
7、8Rと二度ダウンを奪い判定で完勝(自分の採点は79-71 2Rのみサパタ)






井岡直伝の?左レバーも巧く、何よりも井岡にはない野性味あふれる積極さは観ていて楽しい選手。
自分は性急すぎる世界戦には反対の考え。じっくりとキャリアを積みたい。

キャリアと共に雰囲気、顔立ちも磨かれていくだろう。
【堤駿斗(志成)VSハイメ・アルボレタ(パナマ)※133lb契約】
弟麗斗に続きRING誌との契約を結んだ堤駿斗。
WBA世界スーパーフェザー級王座への挑戦権を得ているが、WBA同級15位ハイメ・アルボレタとの対戦と手綱を緩めない。
※アルボレタは20勝(15KO)3敗 30歳
堤は133lb契約でかなり身体が重く感じたが、高いガード。良質なジャブ、左レバーと主導権を握り、全く危なげのない試合運び。
技術的にはベーシックだが、既に高いレベルで完成している。

3R、左フックでダウンを奪い、辛うじて立ち上がったアルボレタへ連打を浴びせストップ勝ち(3R2:39TKO)。
バッティングで弱気になり、アルボレタの打たれ脆さを割り引いても良い出来だった。

堤が狙う王者はジャーボンテイ・デービスとの再戦優先のラモン・ローチだけに堤の待ち時間は長くなりそうだが、RING誌との契約で海外リングへの登場も有るだろう。
是非待望論が出るようなパフォーマンスを海外で見せて欲しい。