7月30日横浜BUNTAIで行われる三大世界戦。 

 

各カード予想 

 

WBA世界バンタム級タイトルマッチ 

アントニオ・バルガス(メキシコ※米国籍)VS比嘉大吾(志成) 

 

異例とも言える三戦連続世界王座挑戦の比嘉大吾。 

 

過去二戦は何れも善戦の末、王座獲得ならず。 

 

「三度目の正直」というか文字通り最後の挑戦。 

 

挑む相手は暫定王者から堤聖也休養の為、正規王者へ昇格したアントニオ・バルガス。 

 

攻防ともに平均レベルでそれなりの総合力は有る。 

 

ガードは高く堅固。 

 

序盤やや相手を見る傾向が有り、冷静にリターンやカウンターで左フックを合わせてくる。 

 

バルガス得意のパンチだ。 

 

ただいったん火が付くとメキシカンらしく連打、コンビで攻め入る。 

 

この連打はコンパクトなので比嘉の連打よりスピードが有ると言える。 

 

メキシカン特有のスタミナも有り、最近後半息切れを垣間見せる比嘉はペース配分がキーとなる。 

 

ただ見た目と裏腹で意外にも打たれ強いかと言うと・・・。 

 

日本で那須川天心に完敗したジョナサン・ロドリゲスの右スイングでダウンを喫し、その後もカウンターでグラつくシーンを露呈。 

 

また初期キャリアでは1RTKO負けを喫している。 

 

但しメキシカンらしく回復は早く、10カウントを聴いてしまうというイメージも湧かない。 

 

この辺は最近ダウンを喫することが少なくない比嘉にも通じる。 

 

比嘉はとにかくペース配分。 

 

序盤は相手ガードの上からでも良いので攻勢でポイントを奪い、 

 

中盤~エンジンがかかり出て来るバルガスと対峙。 

 

何とか終盤を凌ぎたい。 

 

この酷暑は南国育ちの比嘉に有利と思いたい。 

 

比嘉が堤戦の様な仕上がりを作り上げれば、バルガスは敵ではない。 武居ほどのパワーも堤程のタフネスはない。

 

KOの色気を出さずに省エネと動き。 苦しい時に必ず武居、堤戦のキャリアが活きる。

 

ホームの利も有り、判定で待望の二階級制覇達成と見る。 


とにかく体力よりもインサイドワーク!困ったときは左ジャブ!


バルガス18勝(10KO)1敗1分28歳

比嘉21勝(19KO)3敗2分29歳

9月14日名古屋IGアリーナで自身の持つ4団体世界スーパーバンタム級王座防衛戦を行う井上尚弥。 

 

相手はWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ。 

 

技術も有り決して侮れない相手。 

 

そこで大橋陣営はまたとないスパーリングパートナーを招聘。 

 

元世界王者バンタム、スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(比国) 

 

未だ世界トップクラスの実力者。 

 

2023年ムロジョンを判定で下し世界王座獲得。 

 

同年井上尚弥に敗れ、手にした2団体王座を手放したという因縁深い相手。 

 

ムロジョンを長期招聘出来る陣営の資金力とタパレスの漢気が合致した。 

二人が並んだフォトを見たが、改めて骨格の違いに驚き。 

 

井上はよくぞ本番で倒したと感心する。 

 

現在タパレスは一体何㎏あるのだろう。 

 

この体躯のタパレスとのスパーを重ねることが出来るスーパーバンタムボクサーも多くないだろう。 

 

1か月間?の長期招聘。 

 

当然ムロジョン攻略のヒントも聞き出すことだろう。 

 

タパレスも世界王座復帰に燃える立場。 

 

お互いに利がある今回のスパーリング。 

 

しかしセレブボクサーになりながらもこのレベルの相手とガチスパー。 

 

全く井上尚弥って男は・・・。 

19日米国テキサス州フリスコでWBO王者プメレレ・カフ(南アフリカ)を10R2:07TKOで下し、2団体王座統一を果たしたWBC&WBO王者ジェシー・ロドリゲス(米国) 

 

圧勝が予想された試合だが、カフも防御壁を厚くし対抗した為、意外にも後半まで持ち込まれた。

しかしロドリゲスは常にペースを奪い攻め続けて完勝。 

 

試合開始まず目についたのはカフの方が大きく見えた事。 

 

一時フライに落としていたロドリゲス。 

 

将来的にはスーパーバンタムあたりまで上げるのだろうが、骨格的にはバンタムと名のつくクラスへの転級には時間をかけた方が良いのかな? 

 

ただカフ戦の出来は俊逸!過去1~2番の出来に見えた。 

 

序盤からカフをコーナー、ロープへ詰めて自在に攻撃。 

 

上下のパンチの打ち分け、サイドへ回っての攻撃(バムは生粋のサウスポーだろう。あの動きはコンバーテッドには出来ない) 

 

ロドリゲスのサイドステップは、豊富な運動量とスピードを誇るアフリカンを凌駕していた。 

 

カフも開始からロープ、コーナーを背にしてのカウンター&反撃スタイル。 

 

繰り出すパンチの切れ、タイミングは悪くないのだが、驚いたことにロドリゲスはカフのパンチにも反応し、被弾は最小限。 

 

危な気を感じさせることは終ぞなかった。 

 

あの技巧と言うかアジリティは世界トップクラスだろう。 

 

またうまく右手を使いカフを自身が打ちたいポジションへ追いやる狡猾さ。 

 

9Rは殺傷本能も開放し、10R右フックでグラつかせスパート。カフ陣営から白旗が上った。 

 

ただ選手自身に罪はないが、裁いたレフェリー。ヘクター・アフはその右フックで中途半端なストップ宣言に入ったが、結局続行の悪レフェリング。 

 

こいつ力石VSマグネッシの超忖度危険なレフェリングをした輩。 

 

ストップ基準が背景によりある程度替わる事は理解するが、やることなす事このレフェリーは胡散臭い。 

勝者ロドリゲス。 

 

次戦は11月サウジアラビアでWBA王者フェルナンド・マルティネスと統一戦。 

 

マルティネスは強い王者だが、ロドリゲスを止めることは出来ない。 

 

IBF王者(ウィリバルト・ガルシア)は論外。 

 

やる意味もないレベルの選手。 

 

ロドリゲスと対峙する前に王座を手放しているだろう。 

 

ロドリゲスのモチベが4団体統一であれば、来年前半に達成。 

 

その後バンタムへ進出と井上尚弥パターン。 

 

その時は当然数人のバンタム級日本人王者がいると思われる。 

 

流石に帝拳グループ内対決は無いとみるが、王者達にとり脅威であると同時にPFPボクサーと対峙することはチャンス以外の何物でもない。 

 

ロドリゲスは殿堂入りさえあり得る選手。 

 

(流石に気が早いが)是非気概をもって対決して欲しいものだ。