7月30日横浜BUNTAIで行われる三大世界戦。 

 

各カード予想 

 

【WBA、WBC世界フライ級タイトルマッチ】 

 

寺地拳四朗(BMB)VSリカルド・サンドバル(米国) 

 

メインはいまやPFPレイティングに名を連ねる拳四朗防衛戦。 

 

相手は米国で一時はホープと目されていたリカルド・サンドバル。 

 

オーソックスでパンチ、スピード、テクニック面は特筆するレベルではないが、 全ての項目で及第点といった選手。 

 

左ジャブは硬く、好機をつかむとサウスポーになり左パンチを集中してくる。 

 

見た感じでも右より左が強そうに映る。 

 

左利きのオーソドックスボクサーではないと思うが、左ジャブから左アッパーも巧くつなげて来る。 

 

防御はブロック中心で頭は固定気味。相手の連打を浴びることも有り、ボディーの的は大きい方。 

 

極めてオーソドックスな選手なので、激闘続きの拳四朗は技術戦を展開し打たせずに打つ本来のスタイルに回帰したい。 

 

左の差し合い、間合い、ハイテンポを履行すれば、最後は仕留められるだろう(10R前後拳四朗のKO防衛) 

 

キーパンチは左レバー、右ボディーストレート。 

 

PFPボクサーとしてサウジリングも控えている拳四朗の完勝を期待したい。 

拳四朗:25勝(16KO)1敗 33歳 

 

サンドバル:26勝(18KO)2敗 26歳 

 永らくウェイティングサークルに位置する平岡アンディ。 

 

昨年9月「WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦」と銘打たれた一戦に勝利したが、事態は動かず。 

 

しかしここへ来てようやく待望の世界戦が組まれるとの報が入って来た。 

 

WBA世界スーパーライト級王者ゲイリー・アントゥワン・ラッセル(米国)への挑戦。 

 

10月または11月の米国開催、または12月サウジアラビアと何れも海外開催となる模様。 

 

過去日本人選手は1967年藤猛(米国籍)、1986年浜田剛史、1992年平仲明信らが文字通り 「強奪」しているが、平仲以来33年余り世界王者が誕生していない。 

 

現在日本拳闘界に欠けているのは「中量級世界王者」というピース。 

正直アントゥワン・ラッセルはハートもパンチも有る強敵。 

 

それが米国敵地挑戦となれば、相当な高い壁だ。 

 

ただ平仲の様に開き直る契機ともなる。 

 

見た目と裏腹でセンシティブな内面を持つ平岡にとり、(国内よりプレッシャーがない)海外挑戦が良い方向へ出ればと思う。 

 

決定の報を待ちたい。 

7月30日横浜BUNTAIで行われる三大世界戦。 

 

各カード予想 

 

【WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ】 

 

エリック・ロサ(ドミニカ)VS高見亨介(帝拳) 

 

世界挑戦連敗が続くが、「連敗ストッパー」切り札高見が世界初挑戦。 

 

相手のロサはパワーに欠けるが、攻防技術が有るサウスポーの技巧派王者。 

 

パワーレスとはいえ強気に左を上下に放ち攻め入る積極性も有る。 

 

またバランスが良く頭位置もそれなりに動かす。 

 

この手の選手を見てしまうと相手変則タイミングの左を食らい、ずるずると・・・のパターンに陥る事も有るので、ある程度強引な攻撃が必要だ。 

 

その強引さは高見の真骨頂でもある。 

 

ロサは強気でパンチ交換も辞さない選手だが、いったんスタミナが切れると単なる中途半端なパワーレス選手になり下がる。 

 

それでも漫然と手を出してくるので相手にとり絶好の的になる。 

 

高見は序盤から左レバーを繰り出していきたい。

 

当初このカードが発表された時に試合尺は長くなく、それこそ具志堅戴冠戦(グスマン)の再現すら夢想した。 

 

予想としては高見のKO奪取に揺るぎないのだが、ロサも防御技術があるので敬意を表して8~9RのKOと予想する。 

 

軽量級ながらスター性を感じさせる高見。 

 

23歳戴冠となれば現役王者最年少。 

 

将来の複数階級王者も充分望めるホープとして世界からも注目を集める事だろう。 

 

ド派手なKO奪取に期待したい。 

高見は新トレーナー、オギー・サンチェス。ロサにはまさかのイスマエル・サラス! 

 

エリック・ロサ:8勝(2KO) 25歳  キーパンチは左カウンター

高見:9勝(7KO) 23歳  キーパンチは左レバー