黒タイツフェチにはたまらないトランスフォーマー！
コンバイナーハンターズよりアーシーをレビューします。
◆TRANSFORMERS COMBINERWARS COMBINERHUNTERS
（トランスフォーマー コンバイナーウォーズ コンバイナーハンターズ
よりアーシー）
2015SDCCで限定販売されたコンバイナーハンターセット！
前回のウインドブレードに続いて今回はアーシーを紹介します。
その前に内箱なんかを。
このセットはパッケージや説明書も凝っていてあちこち楽しいんですが内箱にもこのようにデータっぽい雰囲気でコンバイナーハンターズの線画が描かれています。玩具そのままのデザインがたまらん！ コンバイナーウォーズ系の内箱はみんなこんな感じなのかな？
獲物であるデバステーターの姿も。なぜかミックスマスターだけピックアップされているのは、まずコイツを狙って機動力を奪え！という弱点サーチ的な雰囲気を演出したものかもしれません。いやーまさかミックスマスターになりたいなんて思う日が来ようとは夢にも思っていませんでした。
パッケの裏には大きな全身イラストも！
これも玩具準拠のデザインになっていて、バックパックの長方形ジョイントとかもう最高ですね。
刀身にデバステーターが映りこんでいるのもビックリマン的な「他商品との関連性」が表れていて、かなり好きなイラストです。
そしてアーシー、ロボットモード！
モノとしてはレジェンズアーシーのリカラー（一部リデコ）で、同じくリデコのナイトバードシャドウなども持っているのでさすがに同じ型3体目ともなるとそんなに新鮮みは……なんて思ってましたが実物見たらもうそんなんなんもない！！ 全身を黒で固めた大幅リカラーは新鮮そのもの。各所にアクセントで入ったショッキングピンクにより、いわゆる『ブラック○○』のようなダークヒーロー感というよりも、『夜の女』のようないかがわしい黒さになっています。誰だ！こんなもん企画した天才は！
もちろんこの型の持つやりすぎなくらいの色っぽい造形はそのままなので、基本のエロさは変わっていません！ 何かの要素を意識してこれエロイよねとか、パーツを何かに見立ててこれエロいなあとかではなく、もう視覚情報からそのまま直球でエロ。ダイレクトエロです。タカラトミーもハズブロも何考えてんですかね……
後ろから。背負ったガワの量はすごいですが背中にまとまっているので、ムッチリしたふとももからメリハリのあるふくらはぎと来てキュッと締まった足首、というわがまますぎる脚線美はすべて拝むことが可能です。
尻は隠れてしまうんですが、片尻の中腹がチラリと見え隠れするこの焦らされ感、いったいどうすればよいのかわかりません。
正面から。
リターンズブラックウィドーほどではありませんがこの変形ロボにしては狭い肩幅！ そしてくびれたウエスト！ さらにくびれたウエストの分を取り返すかのような腰からふともも中ほどにかけての膨らみっぷり！ 女性的な魅力……というかもうほとんどフェロモンレベルの体格。
何よりすばらしいのが、小さく細い足を再現しつつも自立にまったく問題がないところ。
顔アップ。真っ白い顔にドピンクの隈取り！ どことなく覆面レスラーのような趣も。
口紅が引かれていますがLGアーシーとはまた違った印象になっていて、さらっと上品な感じになってます。
優しい笑みをたたえた造形の良さは変わらず！ アゴが尖り気味なのもあいまって好みの顔です。女性TF玩具って、世間一般的でいう女性キャラやロボ娘の平均的な顔に比べると「ちょっと怖め」の顔が多くて、そのへんのエリアが好きな自分にとってはもう最高の環境ですね。
頬にはオートボットのエンブレム！ ヘビメタバンドっぽいｗ
そうそう、このチームは所属は全員オートボットです。別に悪堕ちじゃないよ！ でも悪堕ちとして遊ぶのもそれはそれでいいぞ！
胸周り。SF的な模様がかっこいい。黒とピンクってわりと似合うんだなと思います。
LGアーシー型の胸は双丘造形にはなっていませんが、胸のある人がＴシャツを着た時のような雰囲気もあり、これはこれでとってもいいものです。よく見ると両胸の間には重力に負けたような凹みもあったり。
人間的なメリハリが綺麗な、細い腕。
基本的に黒一色ですが肘当てのみピンクが使われていて、エルボーパッドみたいでいいですねｗ
手はLG版から改修され、通常の5mm凹に変わりました！ いえい！
これで手が大きくゴツくなっちゃうかと思いきやそんなことはなく、むしろ角度のついた指づかいなどを楽しめるメリットまで生まれてます。
そして下半身の造形。
控えめに膨らんだ下腹部、腰から尻にかけてのボリューム、意外なほど複雑な曲線を描く脚の輪郭。
人間キャラの可動フィギュアですらここまで丁寧な造形はそうそう無いんじゃないかと思ってしまうレベル！
そしてモチのロンで尻もすばらしいぞ！ 尻が尻として作られている稀有なトランスフォーマーだ！
ダイナミックかつ張りのある、もぎたてフルーツかよと言いたくなるような尻。もはや武器です。尻が付属するぞ！とパッケージに書いてあってもおかしくないですね。
LGアーシーと比較。
クールエロのCH版もホンワカエロのLG版もどちらもすばらしい。
最大の違いは腹部の塗り分け！
LG版はへそ周りがグレー、腰ブロックの端がピンク、脚が白という配色で、パンツもしくはレオタードを穿いているような雰囲気。
CH版は銀やピンクの差し色がありますがへそ周りも腰も脚もほぼ黒一色なので全身タイツ感があります。COBRAのレディ的な。
尻を比較するとこう！
ここに挟まれるチケットが手に入るなら人間の尊厳捨てても構いません。
ナイトバードシャドウも合わせて3尻集結！
同じ形の尻ですが塗り分けによりパンツ状に見えたり全身タイツ状に見えたりと、ユーザーを飽きさせない熱意が感じ取れますね！ もうジェネ版も買っちゃおうかな…
尻だけではなくそのすぐ下のネジ部分にも注目。ここには軸関節があるんですが、関節を追加する際にどうしてもできてしまうプラの厚みを、ふともも付け根内側の最も太くなっている部分に見立ててしまうという工夫が施されています。天才か。
可動の話。
まずは首がボールジョイントで左右に自由回転！ さらにかなり上まで見上げることもでき、こうしてウインドブレードの捕まえた獲物をチラ見することもできるぞ！
首元のロックをちょっと外せばほぼ真上まで向くことが可能。
ドラゴンボールダッシュで敵との距離をつめろ！
肩はボールジョイントでかなり自由に可動。頭の後ろに手をやるセクシーポーズで、会場の熱もヒートアップ！
上腕にロールもあり。
肘は1軸関節でありながらかなり深く曲がります。
トップロープからのダイビングエルボードロップは彼女の十八番だ！！
胴体は固定ですが、脚の可動がいいのでおつりがジャラジャラきます。
脚は引き出し関節になっていますが、引き出さずともここまで上げることが可能。博士も大満足だ！
引き出せばこんなにも大胆な開脚ができるんだ！
これが俺達のダイタンズリターン！！
この関節により、やや形は崩れますが脚を内側に寄せることもできます。
脚を流したグラビアポーズでカメラを独占しろ！
膝も140度くらいまで曲がります。
正座はできませんが膝をついて人間の目線に合わせるような動きができます。巨大ロボが片膝ついて少年に語りかけるアレです。胸ときめきますね。心臓がどうにかなりそうです。
脚の可動もそうですが首もグイングイン動くのが嬉しい！
アッハ～ンなポーズをとらせるのには重要な部位だ！
ポーズづけの楽しさは折り紙つきですが、何よりイイのがポーズをつけた状態での自立のしやすさ。
もちろん多少のバランスとりは必要ですが、ポーズをつけて、置いて、倒れない。というのはほんと遊びやすいです。
ただLGアーシーとナイトバードシャドウはもう遊びすぎて足首ユルユルなんでちょっと倒れやすくなってますｗ それでも見た目より遥かに立たせやすいですねやっぱり。
別に立たせなくてもいいぞ！ 寝かせて飾ろう！
この背中のくびれから尻にかけてのわざとらしいカーブ！ ポーズつけてるだけで時間が過ぎてゆく玩具です。
手首が無可動なので床に手を付くような動きをさせられないのがもったいないですが、この造形+脚の可動の前では贅沢な悩みというもの。
TFはこうして尻を向けたポーズをとらせると必然的に顔が見えなくなりがちなんですが、このアーシーは首元を倒すことでやや不自然ではありながらも顔を見える位置まで持ってこれるのがなんというかこう、捗るというか、色々と助かります。
ふとももにロール軸もあるので、脚を組むような動きも可能！
悪そうな女が男に乗っかって脚を組んで笑っている、そういう光景が玩具で再現できるこの世の中に大感謝祭といった心持ちです。
武器が3つ付属！ 剣と剣と剣だ！
クリアブルーの剣はLG版に付いていたものと同じ。成型色もほぼ同じです。
CH版は手が改修され5mm穴となりましたがもともとこの武器の長方形ジョイントの長辺は5mmなので、問題なく装備が可能。
それどころか逆手持ちまで可能になりました。
全身黒タイツの女アサシン！ ンヒ～～ッ！
身体の各部にあるジョイントへの取り付けもLG版と同様に楽しめます。惜しいことに取り付けのキツさも引き継いでしまっており、プラにプッと押し出されてしまうことが多々。ナイトバードではかなり改善されていた場所だったので残念。画像ではめてる穴以外にはどこにも入らなかったので撮影は諦めましたｗ
そして今回の新武器、超デカいピンクの大剣！ 5mm穴に差し込む方式で持たせます。
柄以外にも峰の根本あたりに5mm凸があるので、そこを持たせる形での両手持ちが可能！
マイクロンといえども合体戦士には容赦しないぞ！
男よりも男らしいその屹立に、モノホンの男たちは太刀打ちできない！
ベルセルクっぽく肩にかけたりもできるぞ！ 男らし～～ッ！
ポーズをつけた状態での自立もわりと可能だ！
もともとのアーシーのバランスがいいので、剣の向きとは逆に重心を移動させてやれば結構簡単に立ちます。
うおお～っ真っ二つになりやがれ～～～っ！！
手以外に取り付けておけるジョイントはありませんが、背中とガワの間にうまいこと差し込めるスペースがあるのでこうしてマウントしておけますｗ
説明書によるとコンバイナースレイヤーという名前で、毒のある鋸歯で合体戦士たちの合体機構を侵す能力があるとか。
とするとひょっとして合体戦士と戦うときは峰部分のギザギザを刃にして戦うんでしょうか？ ノコギリで丸太をギコギコやって分断するようなイメージなのかも。かっこいいね！
また手が通常の5mm凹になったことで、付属品ではないですが他の5mm武器も持てるようになりました。イェイ！
手は丸穴ではなくC字タイプなので、5mmじゃなくてもある程度の細さのものなら持たせることが可能！
AMのバルなどを持たせれば猟奇的な雰囲気になるぞ！
顔のペイントもあいまって、今日は13日の何曜日だ！？
大きさは普通のデラックス！
デラックスクラスでタイタンクラスやスプリームクラスに対抗する女戦士！ なんかMAZE☆爆熱時空のソリュードとアスター思い出しますね。ナチカシ～ッ！
変形はめっちゃガワですが、上半身パネルを跳ね上げてから顔を収納し腹パネルだけパタンと閉じる工程や、脚を一直線にして基部から大きく動かし内側の溝に足首をカチャッと押し込む部分など、変形玩具として「指が楽しい」感じ。
最初にLG版を手にして変形させたときは「うーん」と思う部分もあったのですが、アーシー、ナイトバード、CH版とずっと遊んできて、改めて「これはいい変形玩具だぜ……」と思うようになりました。買って遊んだその日の感触としばらく遊びつづけてからの感触ってぜんぜん違うよね。
ただ変形にコツが必要で、ちゃんとやらないと足首がハマらなかったりコロ走行ができなかったりします。脚の各関節を伸ばしきるのに加えて膝上のロールの角度がポイントっぽい。
アーシー、ビークルモード！ サイケな色のフューチャーカーに。
ナイトバードほどの高級感はありませんがこちらは落ち着いたかっこよさがあり、配色は派手なのにどこかシックな感じ。
後ろから。ふともも丸出しで走る女！
横から。非常に低い車高！ 3ｃｍくらいしかありません。
サイドステップからふくらはぎの曲線が見えていてこりゃもう乗り込む前からクライマックスです。
フロント。ほとんど背中に背負っていたガワでできていますが先端部分だけは胸のパネルでできており、それを思うともうとんでもないトランスフォーマーだとほんと思います。
ボンネットからリアへと走る濃いピンクの模様がイイ感じ。
ＳＦ世界の夜のハイウェイをミィーンと走ってそうな雰囲気！
裏側。これで飾ってもいいくらいのエロス！
武器の銃は2つともオミットされたのでジョイントはほぼ意味のないものに。手も固定できません。別に気にならない箇所ですが気にする人は気にするかも。
運転席は黒一色ですが造形はきっちり！
運転席が造形されてる女性TFっていいよね……スパリンでキッカーがエリアルに乗ったりアドベンチャーでデニーがストロングアームに乗ったりするのを見るたびに「俺も白いスーツ着ようかな」とか「俺もアロハ着てヒゲ生やそうかな」なんて思います。
LGアーシー、ナイトバードシャドウと比較。
比較するとやっぱ派手ですねｗ
運転も荒そう。オラァちゃんとつかまってな！
ちなみにアメコミでは街中を爆走してワスピネーターに邪魔だそこの虫！みたいなこと言ってました。ゾクゾクきますね。
剣の装着ももちろんＯＫ！キツイけど！
こっちの剣の装着ももちろんＯＫだ！！キツイなんてもんじゃないぞ！！
このまま誰かに持たせれば篭手付きの剣になるぞ～～っ！！
剣がなくても手の5mm穴を利用して、5mm凸があるリベンジアーシーなどのTFの盾としても活躍するぞ！
カーモードを縦にしただけじゃないですか！
そして俺変形！
首をグルンと回してクリアパーツを前に向ければ、SFっぽいヘルメットバイザー戦士の誕生だ！ 思わずスーパーメトロイドのBGMを鼻ずさんでしまうぞ！
リターンズのラットルが劇中でこんなモード使ってたんですよね。
デドクリフ上等兵とのヒューマンアライアンスもこなす！
バイザーを下ろしたアーシーは視覚ではなく熱感知センサーにより敵の位置を特定することができるんだ！ すごい冷え性の男でもないかぎり、アーシーからは逃れられないぞ！
「いや～～バイザー下ろしたアーシーさんかっこいいっすね～～」
「あら……ありがとうｖ」
「うわあああああ！！」
俺変形その２！ 背中のガワで立ってイソギンチャクモード！
美脚を揺らして獲物をつかまえるぞ！
おっ！ 見てごらん！ さっそくバカな男が寄ってきたようだ！
落ち着いて間合いを計って……
ここだ！というタイミングでガバッと開いて！
そのまま腕ひしぎ十字固めに持ってゆくぞ！
やっぱり覆面レスラー感があるのでこういう遊びをさせたくなりますね。
コンバイナーハンターズよりアーシーのレビューでした。
アーシーにはブラックバージョンが定番になりつつある（そんなでもない？）イメージがありますが、これは単純に白を黒に置き換えてシックにしただけではなく、濃いピンクと顔の舞台化粧が追加されており、地味なのに派手な雰囲気になってます。後ろから見ると腰から尻から脚からほぼ黒なので全身タイツっぽいのが好きな人には間違いなくオススメ！ 黒くなったことで尻もやや引き締まったように見えるかも。
手の改修と追加された巨大武器も見もの。武器は意外と持たせて自立できるし手は汎用性高くなりまくってるしで実にイイ。銃がオミットされているのがちょっと残念。
あとは基本的にLGアーシーやナイトバードと同じ。首と下半身の超絶可動とバランスのよさからくる立たせやすさ、パチッとハマる変形（ややコツあり）など、傑作TFのうちの一つではないかと思ってます。
では！
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