ドミノ | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

 

夏休みっぽい、軽くて楽しい本が読みたいなと思って手に取った本。

 

様々な目的で真夏の東京駅に集まってきた27人と1匹が、偶然に交錯し、ちょっとしたハプニングや勘違いをきっかけに、絡み合い、もつれ合い、大パニックに陥るというドタバタ劇。

 

最初はそれぞれに静かに始まりますが、ふとしたきっかけでドミノのようにパタパタと倒れだすともう止まらないスピード感で一気に読み進められました。

 

多過ぎる登場人物、次々と切り替わる場面に混乱することもあまりなく、それぞれ自然に行動していた見知らぬ者同士がいろいろな形で次々とつながっていき、序盤でばらまかれた伏線が予想外な形で次々と回収されていく様は、爽快、痛快。
 

率直に楽しい作品でした。

 

一番驚いたのは1匹の正体...完全に騙されました。