九州の小京都とも言われる日田を散策してきました。
といっても、従来の観光スポットである豆田町などではなく、最近の日田の街おこしの原動力となっている「進撃の巨人」関連のスポットを少しだけ。
まず訪れたのは日田市の中心部から南に10kmほどのところにある大山ダム。
ここにあるのはエレン、ミカサ、アルミンの銅像。
何かを見上げて立ち尽くしている様子ですが、何を見上げているかというと...
ダムです。
ダムをウォール・マリアに見立てて、エレン、ミカサ、アルミンが超大型巨人を見上げるシーンを再現しています。
これはうまいこと考えましたね。
アプリをインストールすればARでダムの上から超大型巨人が顔をのぞかせる写真を撮影することもできるそうです。
また、大山ダムの管理所では進撃の巨人コラボのダムカードも配布されているのだとか。
大山ダムは大山の町からも少し離れた山の中にあるダムですが、入れ替わり立ち替わり多くの人が訪れていました。
中には観光タクシーを利用して訪れている人も。
国道212号線沿いにある「道の駅水辺の郷おおやま」には「進撃の巨人 in HITAミュージアム」もありました。
道の駅のショップにはコラボ商品などもいろいろ販売されていました。
大山町は「進撃の巨人」の作者、諌山創先生の故郷なのだそうです。
続いて訪れたのはJR日田駅。
久しぶりに訪れましたが、駅舎が新しくなっているうえに、こんなモニュメントまで。
「I」が抜けているのは、そこに立って記念撮影してくださいということのようです。
駅舎内や駅前周辺にも聖地巡りを盛り上げるためにいろいろなものが設置されています。
諌山先生も日田を盛り上げるために全面的に協力されているのですね。
歓迎メッセージは多言語対応。
海外から訪れる人も多いのですね。
そして、日田駅前には人気キャラ、リヴァイ兵士長の銅像があります。
装備もかなり緻密に再現されています。
エレン、ミカサ、アルミンの銅像も、このリヴァイ兵士長の銅像も、大勢のファンによるクラウドファンディングによって建てられたそうです。
訪れる人にせよ出資する人にせよ、日本の漫画・アニメファンの力っていうのはすごいものです。
日田のグルメと言えば「日田焼きそば」とかが有名ですが、
私のイチオシは、駅前の大衆食堂「寶屋」の「日田ちゃんぽん」。
これも久しぶりに食べましたが、野菜たっぷり和風だしのあっさりちゃんぽんで、やっぱりおいしい。
とんこつがちょっと苦手な私的には「近江ちゃんぽん」と「日田ちゃんぽん」が今のところちゃんぽん二大巨頭です。