先週に続いての六甲、摩耶山を歩いてきました。
今日は、新神戸駅から布引の方ではなく、雷聲寺から旧摩耶道(もとまやみち)、学校林道、天狗道と歩いてみました。
旧摩耶道は、昔は天上寺への参詣道のひとつだったそうですが、暗い森の中を行く道で、何か出てきそうな不気味さもあり、蜘蛛の巣にも何度か引っかかり、まったく楽しくありませんでした。
学校林道を経て歩き慣れた天狗道に出て一安心。
山頂近くまで来るとコウヤボウキが咲き始めていました。
掬星台に到着。
新神戸駅から2時間5分といいペースで登れました。
今日の景色は...霞んでます。
掬星台からは六甲全山縦走路を歩き、アサギマダラが飛来しているらしい天上寺に立ち寄りました。
いました。
毎年、10月上旬から中旬にかけて、南への旅の途中にこの天上寺に飛来するアサギマダラは、摩耶山の季節の風物詩。
この時期境内に咲くフジバカマの蜜を夢中で吸っています。
浅葱色の斑模様が美しい蝶ですが、旅する蝶というのがロマンチックでなおいっそう愛しく思えます。
よく見ると、浅葱色の部分はシースルー。
こんな薄い翅で1,000km以上も移動するとは驚きです。
天上寺のフジバカマはまだ咲き始めたところで、アサギマダラも1箇所で同時に観れたのは5匹程度。
(蝶は正しくは○○頭と数えるらしい。)
来週あたり、もっと数が増え、季節の話題として神戸新聞に記事が出ることでしょう。
まだ暑いですが、季節は確実に進みつつあります。
天上寺からはアゴニー坂を下り、徳川道へ。
途中、アキチョウジが群生していました。
徳川道に合流。
”すぐありま”...
すぐに着くということではなく、まっすぐ行くと有馬方面ということですね。
ここを左に鋭角に曲がって、トゥエンティクロス方面へ。
トゥエンティクロスはもう何年も崩落のため迂回路推奨。
この迂回路が軽い山越えで130mほどの登り返しとなるため、けっこうキツイ。
この迂回路の影響もあり、今日はトータルの上昇標高差が1,000mを越え、いいトレーニングになりました。
ただ、今日は先週よりも暑く、よく汗をかき、2リットル近い水分を消費しました。
10月に入りますし、そろそろ過ごしやすい気候になってほしいところです。