初夏の飯縄山散策 (2) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

日本二百名山、飯縄山山頂(1917m)に到着。

 

今日は暑さと昨日の疲労で、後半スローダウンしたため、登山口から2時間15分かかりました。


 

 

飯縄山山頂からの眺め。

 

今日はもやっていて遠くの山までははっきりとは見えません。

 

 

 

戸隠連峰や頚城山塊は距離的には近いものの、木が邪魔でよく見えず。

 

上の写真、右の高い山が高妻山で左に連なるのが戸隠山。

 

 

 

こちらは頚城山塊。

 

右、黒姫山の向こうに妙高山が頭を出しており、左へ火打山、焼山と連なります。

 

火打山、焼山にはまだかなり残雪があります。

 

 

 

下山は西登山道で。

 

飯縄山は特に花の名山というわけでもなさそうですが、思ったよりも多くの花が咲いていました。

 

ナツトウダイ。

 

 

 

イワカガミ。

 

 

 

ツマトリソウ。

 

南峰~北峰間に特に多かったです。

 

 

 

ゴゼンタチバナ。

 

これは少ししか見なかった。

 

 

 

ベニバナイチヤクソウ。

 

見つけたのはまだつぼみでした。

 

 

 

カラマツソウ。

 

これも見つけたのはまだつぼみ。

 

花が咲いていなくとも名前がわかる植物も少しずつ増えてきました。

 

 

 

マイヅルソウ。

 

これは下山中、西登山道にたくさん咲いていました。

 

 

 

ミツバツチグリ...かな。

 

 

 

チゴユリ。

 

 

 

アカモノ。

 

めっちゃかわいい。

 

 

 

西登山道は直線区間多し。


 

 

萱ノ宮を過ぎると、林道というわけでもなさそうですが、さらに真っすぐでなだらかな道が続きます。

 

 

 

もう花はないかなと思いきや、ギンリョウソウ。

 

 

 

イチヤクソウ。

 

(何イチヤクソウかはよくわからず...)

 

 

 

西登山道の登山口まで下りてきました。

 

 

 

登山口にはヤマオダマキがきれいに咲いていました。

 

 

 

あとは林道、車道を歩いて、戸隠神社中社に到着。

 

今日はトータル4時間20分の山行でした。

 

飯縄山は長野市民にとって気軽に楽しめる憩いの山という感じなのでしょうね。

 

今回、唯一信仰の山の雰囲気も味わえてなかなかいい山行になりました。

 

下山時刻は12時半頃。

 

中社にお参りしたら、お昼はもちろん戸隠そば。

 

 


今日は中社から少し歩いて鏡池入口にある「そばの実」さんで、そばつゆ、とろろ、くるみの三種類で味わえるそば三昧(そば大盛り)をいただきました。

 

戸隠竹細工のざるにぼっち盛り。いい景色です。

 

そして、やっぱり、戸隠のそばはうまいです。

 

 

 

戸隠そばをいただいた後は、長野市街へ戻り、長野県立美術館へ。

 

東山魁夷館に行きたかったのですが、「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」という展覧会が開催されていたので、あわせて観賞しました。

 

 

 

東山魁夷館ももちろんよかったのですが、今回はこの超絶技巧展が、想像以上、超絶すごかった!

 

木彫、金工、漆工、陶磁、ガラス、水墨画、ペーパークラフト、切り絵、刺繍...

 

現代作家の超絶技巧作品とともに、明治期の工芸作品も展示されているのですが、どれもこれもとことん細部まで極め尽くしていて、ただただその精巧さに驚くばかりです。

 

 

 

いくつかの作品は写真撮影可になっていたのですが、写真に撮ってもそのすごさはあまり伝わらないかも。

 

これはじかに観てこそです。

 

 

 

締めはもちろん善光寺参り。

 

 

今回は、入笠山、平標山・仙ノ倉山、飯縄山を歩きましたが、初夏にこの山域の山に登るのははじめてだったので、新たな魅力を感じることができてとてもよかったです。

 

早春や新緑の頃にも山登りには訪れたことがないので、今度はまたそういう時期にでも訪れてみたいと思います。