赤八汐咲く笠形山散策 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

この時期、山頂にアカヤシオが咲く笠形山を歩いてきました。

 

 

 

往路は笠形神社コースで。

 

大鳥居。

 

 

 

お、チゴユリではないですか。

 

久しぶりに見ました。

 

 

 

笠形寺。

 

 

 

県指定文化財、笠形寺のコウヤマキ。

 

 

 

蔵王堂。

 

 

 

笠形神社までの道中ではスミレなどがチラホラと咲いていましたが、このスミレは見たことなかったかも。

 

コミヤマスミレのようです。

 

 

 

笠形神社に到着。

 

立派な拝殿です。

 

 

 

拝殿の裏、一番奥が本殿です。

 

まだ朝早いので境内には他のハイカーは誰もおらず、時折、聞こえてくるのはアオゲラやアオバトの鳴き声ばかり。

 

とても静謐で厳かな空間でした。

 

 

 

笠形神社は、ご神木の大ヒノキが姫路城の心柱として切り出されたことでも有名。

 

昭和34年のことですが、姫路城まで盛大に祝い曳きされ、多くの見物客が見守ったのだとか。

 

石碑の後ろの切り株は模型ですが、当時の木の大きさを示しているそうです。


 

 

笠形神社からはにわかに急登が増えてきて、山頂手前のピーク、笠の丸の手前の長い長い階段はちょっと辛かった。

 

 

 

「・・・。」(苦笑)

 

 

 

ニシキゴロモ。

 

(これまでキランソウだと思っていた...同じキランソウ属ではあるけども。)

 

 

 

笠の丸に到着。

 

今日は稜線は風が冷たいです。

 

 

 

山頂が見えました。

 

もう少しです。

 

 

 

稜線上、小さなアップダウンを繰り返し、山頂に到着。

 

関西百名山、ふるさと兵庫50山、笠形山(939m)。

 

登山口から1時間50分でした。

 

山頂はほぼ360°ビュー。

 

山頂標柱の向こう、一番奥の平らかな山は段ヶ峰かな?

 

 

 

そしてその少し右には笠形山から続く稜線の先に昨秋登った千ヶ峰が見えます。

 

 

 

登山口の方向。

 

天気は快晴ですが、今日も黄砂が飛んで来ているらしく、かなり霞んでいて、その他の山はよくわからず。

 

 

 

さて、楽しみにしていた山頂のアカヤシオですが、思ったほど多くはありませんでしたが、咲いてました。


淡いピンクが青空に映えます。

 

 

 

お久しぶりのアカヤシオ。

 

アケボノツツジを含めて4年ぶり。

 

笠形山のこの花はアカヤシオのはずですが、アケボノツツジと言う人もあり。

 

(アケボノツツジは紀伊半島と四国に分布するということで、個人的には中央構造線で分かれていると勝手に思っています。)

 

 

 

少し遅かったようで、ちょっと元気がなくなっていましたが、見れてよかったです。

 

 

 

 

下山は笠の丸から右に折れて、仙人滝コースへ。

 

む、なんだこれは。突然公園っぽい。

 

 

 

ちょっと見晴らしのいい鹿ヶ原。

 

南西方向、遠くの山々をよく見ると、昨秋登った明神山とその手前に七種山が見えました。

 

 

 

絶景ポイント、蓬莱岩。

 

眼下に登山口にある集落が見えます。

 

 

 

仙人滝。

 

 

 

滝のそばにはヒメレンゲが咲いていました。

 

 

 

少し下から振り返る仙人滝。

 

新緑が眩しすぎる!

 

山が最も輝く季節です。

 

 

 

行きにも咲いていたヤマルリソウ。

 

ピンク混じり。

 

 

 

下山も1時間50分、トータル4時間20分の山行でした。

 

下山後に振り返る笠形山。

 

家からの道中もそうでしたが、今日はこうして見る山見る山、淡い緑色に染まっていました。

 

気持ちいい季節です。

 

帰りはダメもとで近くにあるマイスター工房八千代に寄ってみましたが、巻きずしは案の定売り切れ。

 

土日の下山後にあるわけないですよね。

 

これはまたの機会に。