スギ花粉大量飛散中ですが、今日も天気がいいので軽く三田の千丈寺山を歩いてきました。
乙原てんぐの森の駐車場に車を停め、早速スタート。
登山口に手動登山者数カウンタあり。 ポチッとな。
乙原てんぐの森は「新ひょうごの森づくり」の里山ふれあい森づくり事業で整備されたとのことで、里山らしい登山道。
スギなどの針葉樹よりも、コナラ、アベマキ、ケヤキなどの広葉樹が多く、明るい森です。
途中には炭焼窯跡もありました。
この時期、咲いていた花はこのシキミやツバキくらい。
庚神さん。
尾根に出ると松住権現と護摩場がありました。
今も使われているのですね。
松住権現から尾根を左に進めば(南)千丈寺山の山頂ですが、一旦、右の北千丈寺山の山頂へ。
北千丈寺山山頂(577m)。眺望なし。
折り返して、千丈寺山山頂へ。
いい尾根道。
東側の展望の開けたところ。
左奥に大船山、右奥に羽束山が見えます。
最後、この岩を乗り越えていけば、
ふるさと兵庫100山、千丈寺山山頂(589.6m)に到着。
登山口から北千丈寺山経由で55分でした。
三角点は山頂の岩を南側に下りたところにありました。
三田市唯一の一等三角点だそうです。
一等三角点は日本全国におよそ40kmの設置間隔でくまなく設置されており、その数は約1000点。
柱石は一辺18cmと、二等以下よりも一回り大きいそうです。
一等三角点百名山なんてものもあるそうで、それを目指して登山する人もいるとか。
これからちょっと意識して三角点を見てみようかな。
山頂からの眺望は西側に三田市の北西部の町並みが見えました。
北東側には、大野山、弥十郎ヶ嶽、三国ヶ岳、愛宕山といった、丹波篠山市との境にある山々が見えました。
山頂の岩から西側の下側を覗き込むと祠があったので、回り込んで行ってみると、千丈寺大権現がありました。
山頂からの眺望は限られていたので、南側の北浦天満宮に下る登山道を100mほど進んで、南側の眺望の開けたピークまで足を延ばしてみました。
おお、かなり霞んではいますが、これはいい眺めです。
眼下に千丈寺湖が見え、左に有馬富士、その奥の方にぼんやりと六甲山、右奥には丹生山系が見えます。
さらに少し左を見ると、羽束山が見えます。
このあと山頂に戻り、下山。
トータル1時間45分と今日もお手軽登山でした。
あまりに軽いので、おかわりで同じくらいの時間で登れる羽束山にも登って帰ろう...
と行きたいところですが、今日はやめておきました。
なんたって、これですから。
登山口近くでふと見上げた杉の木。
こんな中で丸一日行動したら花粉を致死量吸ってしまいますよ。
ということで、下山後はパスカル三田に寄って、三田産の野菜などとともに日向牧場のチーズを買って帰りました。
ここのチーズ、近隣のお店でも使われていたりしていて、なかなか美味しいんです。
モッツアレラなどのフレッシュチーズからハード系まで様々なタイプのチーズがあるので、いつもどれを買おうか悩んでしまいますが、今回は焼きカチョカバロとパスタを楽しみたいと思います。
今日で三週連続で山を歩きましたが、先々週は真冬の寒さ、先週は「春が来た!」たという感じ、そして今週は暖かすぎてむしろ暑いくらい。
登山の服装も週ごとに薄着になり、季節が一気に進んだ感じです。
花粉も一気にピークとなり、今日は短時間で切り上げたものの、それでも帰ってから症状が辛くなり、堪らず寝込んでしまいました。
しばらくは天気とともに花粉の状況も見ながら、山へ行くとしてもできるだけ手短にですかね。