日光白根山山頂からの景色。
東側には右端に男体山、その隣に女峰山など、奥日光の山々が見え、眼下にちらっと五色沼が見えます。
少し右に視線をずらすと男体山の麓には中禅寺湖。
男体山や戦場ヶ原など、奥日光もいつかじっくりと回ってみたいですね。
やっぱり、紅葉シーズンかな?
北の方を見ると、中央に尾瀬の燧ヶ岳の双耳峰が見えます。
その右奥には会津駒ヶ岳。
山頂から少し離れ、五色沼がきれいに見えるポイントで昼食。
見事なエメラルドグリーンですね。
このあと、当初は五色沼を取り囲む前白根山、五色山を周回しようと計画していたのですが、思ったよりも疲労を感じたので、五色沼にそのまま下りてショートカットすることにしました。
五色沼まではかなりの急登を下ります。
途中、ヤマオダマキが咲いているのを見つけました。
ハクサンフウロもチラホラと。
五色沼避難小屋まで下りてきました。
ここからは再び樹林帯。
五色沼が見えてきました。
ここでゆっくりコーヒー休憩にします。
五色沼越しに見る日光白根山。
波穏やかで水面になんとか逆さ日光白根山が映り込んでいてきれいです。
前白根山から五色山にかけての稜線上からは、エメラルドグリーンの五色沼越しに日光白根山が見えるらしく、それを楽しみにしていたんですが、それはまたの機会に。
五色沼の周囲にも少し花が咲いていました。
カラマツソウ。
コケモモ。
ベニバナイチヤクソウ。
五色沼からは少し登り返して座禅山と日光白根山の鞍部を越えて下山します。
弥陀ヶ池。
下山時の樹林帯もカニコウモリだらけでした。
カニコウモリの合間に時々ズダヤクシュ。
途中、登りに利用した登山道へと合流するための道がいくつも分岐していますが、そのうちのひとつ、血の池地獄を通る登山道を選択。
別府の血の池地獄を連想して少し期待したのですが、ほぼ普通の水たまりのような池でした。
昼から雲が多くなり、最後、雨がぱらぱらと降りましたが、本降りになることなく、15時30分に無事下山。
登山口にはコマクサがたくさん咲いていました。
(植えられたものなので適当に撮ったら後ろピンでした...)
下山後は、山頂喫茶でソフトクリーム...ではなく、片品名産のトマトジュースにしました。なかなかうまい。
今回の日光白根山は、午前中、雲一つない青空で、眺望に恵まれてよかったです。
ただ、ロープウェイ利用でもう少し楽に登れるかなと思いきや、夏の暑さと、2500mという高度と、普段よりも重い荷物で、思った以上に疲れました。
しかし、振り返って見れば、今年に限らず、毎年、夏の遠征登山の初日はこんな感じです。
明日になれば、慣れて調子が上がってくるでしょう。