早咲きの桜も咲き始める、春のような陽気の週末。
六甲山にでも登ろうかと早起きしてみたものの、やっぱり面倒くさくなって、近場の武庫川から昆陽池まで野鳥を探しつつ歩いてきました。
まずは武庫川のベニマシコポイントへ。
最初に現れたのはアオジ。このあたりにはとても多いです。
ジョウビタキも、ところどころで見かけます。
ベニマシコはいましたが、枝かぶりが多く、あまりいい写真は撮れず。
♂もいましたが、若のようですね。ほろ酔い程度であまり赤くない。
ベニマシコは一旦諦めて、さらに歩くと、アトリの集団がいました。
♂の頭が真っ黒になっています。
モズ♂。
今日はあちこちで見かけました。
先程とは別の場所でもベニマシコ発見。
これも♂(若)のようです。
このあたりにはカシラダカがたくさんいました。
あまり近づけませんでしたが。
ウグイス。
陽気に誘われたか、小さな声でボソボソとさえずりの練習をしていました。
水辺にも鳥。
イカルチドリでしょうか。
武庫川から支流の天王寺川に沿って30分ほど歩き、昆陽池へ。
一度見てみたかったミコアイサ♂。
池の真ん中へんに3羽いましたが、遠い...しかも寝てる...
と思っていたら、1羽が起きて、雌を伴って移動を開始。
岸辺までやってきて、潜って餌を探し始めました。
といっても、岸辺から柵まで距離があるため、やっぱり少し遠いですが。
ミコアイサ♂の特徴は何と言ってもパンダのような模様。
目の周りはもちろん、頭の後ろの黒い模様も耳に見立てれば、まるでパンダ。
遠くてかわいいとかかっこいいとか感じられるほど、よくは見えませんでしたが、前髪なんかも個性的で、他のカモたちよりも目を引くのは間違いないです。
昆陽池には毎年飛来するようなので、チャンスがあればもっと近くで見てみたいです。
♀は他のカモと同様、地味です。
昆陽池にはほかのもいろいろなカモがいて、けっこうフレンドリーで間近で見られるカモもいます。
競馬の馬体診断の写真のようになってしまいましたが、私はこのオナガガモがスタイルがよくて好きです。
昆陽池には日本列島を模した人工島がありますが、カワウたちに占拠されています。
野鳥の島ということなのですが、カワウの糞害で木が立ち枯れたり、えらいことになっています。
昆陽池からはまた同じ道を武庫川へ。
ベニマシコは雌が一度出てきましたが、それっきりで気配がなくなりました。
最後は足元近くの茂みに突入してきたウグイス。
今日は昼間は上着を脱いで歩いても汗ばむほどの陽気。
こんな陽気が続くようだと、さえずりを聞ける日も近いかもしれません。