この週末、2日連続で六甲を散策してきました。
土曜日は六甲山ジンギスカンパレスにジンギスカンを食べに行くついでに軽くハイキング。
(たぶん)今まで歩いたことのないコース、渦森橋から天狗岩南尾根を登って天狗岩へ。
そして、ガーデンテラスに向けて車道を歩いていると何やら人がたくさんいたので何かなとみてみると、風の教会でした。
こんなところにあったんですね。六甲山のこのエリアは盲点です。
風の教会は安藤忠雄さんの建築で、教会三部作の1つに数えられるそうです。
今秋は六甲ミーツ・アートの会場の一つとして公開されており、アート作品が飾られていました。
礼拝堂の正面、十字架の横のスリットから覗く紅葉が印象的。
教会の周辺はちょうど紅葉が見頃でした。
この風の教会、元々は六甲オリエンタルホテルの敷地内にあったそうですが、ホテルが営業終了し、建物が解体されてしまったので、今は更地の奥にポツンと教会だけが残っていてなんだか変な感じでした。
更地には変わった人が居ついていて奇妙なものを作っていましたが、見てみぬふりでスルー。
風の教会から少し歩くと、六甲スカイヴィラがありました。
ここも六甲ミーツ・アートの会場となっており、看板が”六甲イカスヴィラ”と架け替えられています。
館内に展示されたアート作品を無料で見学できるということで覗いてみました。
いろいろな芸術祭を観てきましたが、ホテルの各部屋がアート作品で装飾されているというパターンは初めて。
ホテルの部屋であることを活かしたアートもあれば、そうでもないものもあり、お隣同士でも芸術性に何の関連性もなく、次々と提示される世界観が刺激的でした。
六甲山上にもアート作品が点在していましたが、特に印象に残ったのは六甲有馬ロープウェイ山頂駅にあったこちらの作品。
休止しているロープウェイの駅から青空に向かって飛び立つメロディーペット達。
ゴンドラの中には黄昏る着ぐるみ。その手には萎んだバルーン。
哀愁漂います。
この日の六甲山は快晴。景色もよく見えました。
ジンギスカンは大人気で1時間以上の順番待ち。
流通過程で一度も冷凍していない生ラムのランチをいただきましたが、今まで食べたことのないフレッシュなお肉でおいしかったです。
日付変わって日曜日は朝から神戸市立森林植物園に紅葉を観に行きました。
人のいないメタセコイヤ並木は朝一番限定。
昨年も観に来ましたが、昨年よりも9日早いにもかかわらずいい色付きです。
正門を入ったところには早くもサンタとトナカイ。
あじさい坂を下りたところにあるイチョウはまだ上の方が少し青いかな?
長谷池近くのドウダンツツジ。
赤と黄色のツートン。
まだ朝露に濡れています。
芝生広場の奥の紅葉。
今日は青空で見上げてもきれい。
昨年は曇りでしたが、晴れると鮮やかさが違いますね。
長谷池の紅葉。
紅葉の中心地である長谷池周辺は、10時を過ぎてかなり人が多くなってきましたが、歩いているとカワセミの鳴き声が。
人が多いにもかかわらず、悠々と狩りに勤しんでいました。
いや、狩りをしつつ人間観察もしていたのかもしれませんね。
二本並んだ松の木の右の木の中ほどから伸びた枝の先にカワセミが止まっています。
ラクウショウのオレンジ色とモミジの赤色。
今日は水面にもきれいに紅葉が映り込んでいます。
これほどきれいなのを見たのは初めてです。
一番好きなもみじ坂の紅葉。
あじさい園の上の穴場から見た紅葉。
あじさい園のアオハダはイチョウとはまた違った淡い黄色がきれいでした。
あじさい園の上のサザンカがたくさん咲いているところの向かい側の紅葉。
そしてその先のドウダンツツジも見ごたえがあります。
今回は、開園時間を目指して車で来ましたが、12時過ぎに帰路につくと、これから植物園に入ろうとする車が駐車場の入口を先頭に大渋滞。
植物園前の道だけでは収まらず、国道428号線まで渋滞していました。
こういう時期にこういうところに出掛けるならば、早め早めに行動するのが鉄則ですね。