雨飾山紅葉散策(1) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

長野遠征、最終日の10月20日は雨飾山に登ります。

 

登山口の背後に見えている山が物語っていますが、北アルプスの紅葉が終わったこの時期、一足遅れて見頃を迎えるのが雨飾山の紅葉。

 

今回はこの雨飾山に登ることを第一目的として長野まで来ました。

 

登山口である雨飾高原キャンプ場に着いたのは朝5時45分頃。

 

平日にもかかわらず、登山口の前の駐車場はほぼ満車で、奇跡的に1台分空いていたところに車を滑り込ませることができました。

 

ただ、着いた時は雨。

 

この日の天気予報はまずまず良かったので、まあ、そのうち止むだろうと思いつつ、ゆっくりと準備をしていると、6時半頃には雨も止み、青空も見え始めたので、7時頃に入山しました。

 

 

序盤は、少し下った後、しばらく平坦な道が続きます。

 

雨飾山の道標は400m刻み、11分割。山頂まで4.4kmということですね。

 

 

平坦な道が結構続くなと思いながら歩いていると、いきなり急登が始まります。

 

このあたり、まだ緑が勝っていますが、次第に紅葉のゾーンに入っていきます。

 

 

おお、ブナの紅葉がきれいですねぇ。

 

 

おお、真っ黄色。

 

 

どんどん標高を上げていくと、黄色から茶色へと変わっていきます。

 

登りながら、季節が進んでいく感じですね。

 

 

急登が緩んで再び平坦な道に差し掛かったところにあった携帯トイレブース。

 

トイレのない山では携帯トイレは常に携帯しているけれども、まだ使ったことないんですよねぇ。

 

そのうち、お世話になるのかな?

 

 

さらに歩いて行くと、ブナ林の隙間から布団菱と見事な紅葉が目に飛び込んできました。

 

色合いからするとややピークを過ぎてはいるようですが、それでもとてもきれいです。

 

曇っていてるのが残念ですが、帰りに晴れてくれることを期待して先へ進みます。

 

 

6/11。

 

実感ありませんが、もう半分以上来たんですね。

 

 

先程の布団菱と紅葉の絶景を見たところから、少し下って荒菅沢という沢を渡ります。

 

ここでしばし休憩していると、青空が広がりました。

 

岩峰と紅葉が映えるいい景色です。

 

 

荒菅沢を渡るとまた急登が始まります。

 

 

しばらく灌木帯の中を登って行くと、やがて眺望が開けます。

 

 

ほとんど緩みなく続く急登。

 

 

最後の方は時折ハシゴも交えながら岩稜帯をガシガシ登って行きます。

 

 

一気に400m以上登って笹平に到着。

 

なだらかな稜線の先に雨飾山の山頂が見えてきました。

 

 

10/11。

 

あとわずかですね。

 

 

山頂への最後の登りに取り付いて振り返ると、雨飾山の女神様が。

 

笹原に伸びる登山道が女性の横顔のように見えるから、”女神の横顔”と呼ばれているそうですが、鼻筋がしゅっとしていて、気品が感じられるその輪郭はまさに女神様ですね。

 

 

雨飾山の山頂は小さな双耳峰になっています。

 

北峰には石仏が並び、

 

 

南を見ると、徒歩1分で南峰です。

 

 

山頂の標柱と三角点は南峰にあります。

 

背後に見える山は左が焼山、その右奥にひょっこりと頭を出しているのは火打山です。

 

日本百名山、雨飾山(1963m)。

 

登山口から標準コースタイム3時間55分のところを3時間と快調に登れました。

 

 

(2)へつづく...