雨飾山の山頂でちょっと早いお昼ごはん。
この日のお昼は長野駅で買ってきたいろは堂のおやきと、デザートに小布施で買ってきたシャインマスカットです。
長野で山メシとして一度食べてみたかったおやき。
じっくりと焼き直してアツアツをいただきます。
おやきにはいろんな具材があって、どれも好きなのですが、やっぱり野沢菜が一番ですね。
おやきは2、3個食べると食べ応えもあって、山メシとしていいですねぇ。
またやってみよう。
シャインマスカットも、皮ごと食べれて、手も汚れず、ゴミもほとんど出ないのがいいですね。
山頂では概ね晴れていたのですが、西側にはガスが湧いていて北アルプスなどは見えず。
そのかわり、焼山、火打山はきれいに見えました。
雨飾山から見た火打山は焼山の右奥にちょこんと頭を出していますが、3年前に火打山から見た雨飾山は逆に焼山の左側にちょこんと頭を出していていました。
ただ、火打山の方が標高が高い分、焼山と並んだ時に高さを感じますね。
山頂で1時間弱休憩して下山します。
お、登山道脇に小さな池があったんですね。
登山道の右側を見ると断崖絶壁。
その下、その向かいの山肌は紅葉で赤茶色に染まっています。
笹平からの下りは紅葉の大パノラマを見ながら。
次第に見えなくなっていく火打山。
けっこうしんどかったけど、また行きたいなぁ。
荒菅沢まで下りてきてコーヒータイム。
いい天気ですが、ここからの眺めは朝の方がいいみたいですね。
荒菅沢から少し登り返したブナ林からの眺め。
期待通り、晴れて日が当たって行きに見た時よりも鮮やかになりました。
いやあ、きれいですねぇ。
この日の雨飾山の紅葉は標高1200m~1600mあたりが紅葉のボリュームゾーンといった感じでした。
荒菅沢の少し上からずっとこんな景色の中を下って行きます。
色んな樹種が紅葉していましたが、このあたりは特にブナ林の紅葉がきれいでした。
今までなかなか紅葉のブナ林を歩く機会がなかったのですが、雨飾山のブナ林は立派な木も多く、とても見ごたえがありますね。
赤く紅葉した木は少なめでしたが、これはコハウチワカエデかな? 若干見られました。
下山は山頂からは標準コースタイム3時間10分のところを2時間20分とこれまた快調でした。
ちょっとコースタイム甘めなのかな?
下山後は雨飾高原キャンプ場のセンターハウスでバッジを購入し、車ですぐ近くにある鎌池へ。
こちらも紅葉スポットとして有名なところのようです。
ここもブナの木が多いようですが、黄金色の中に混じる赤色がいいですねぇ。
ただ、少し残念だったのは風があり波が立っていること。
凪いでいれば、紅葉が水面に映り込んでさらにきれいなんですが。
凪ぐのを期待してか、池のほとりでカメラをスタンバイして待つカメラマンが何人かいらっしゃいました。
水面に落ちる落ち葉もきれい。
1周40分と書かれていたコースを25分ほどで周回。
道もきついところがなく、軽装でも紅葉散策を楽しめていいですね。
紅葉の雨飾山に登る時には、是非こちらにも立ち寄ることをお勧めしたいです。
今回の長野遠征では、四阿山、雨飾山で紅葉を楽しみましたが、それぞれ、シラカバ、ダケカンバの紅葉と、ブナの紅葉と、違った紅葉を味わえてよかったです。
これから紅葉はどんどんと下りていきますが、まだ紅葉シーズンは続きますので、また違った紅葉が見れる山に登りに行きたいと思います。