九州遠征5日目の10月23日。
この日は九重の大船山に紅葉を観に行く計画です。
と、その前に阿蘇を出発し、阿蘇外輪山の展望スポット、大観峰に寄り道。
ですが、この日の天気予報はくもりで午後には雨も降りだす予報。
日の出前の大観峰はガスガスで何も見えませんでした。
ただ、足元にはウメバチソウがたくさん咲いており、慰めとなりました。
大観峰からはミルクロード、やまなみハイウェイを経て九重の登山口、長者原へ。
途中、瀬の本あたりから見る九重の山々。
やっぱり、雲多いですね。
牧ノ戸峠。
背後の山肌を見ると紅葉しています。
こんな天気ではありますが、ワクワクしてきます。
長者原に7時40分頃到着。
平治号に見送られて、8時に登山開始。
晴天でなくてもいいので、雨は降らないようにと願いつつ、まずは雨ケ池越を経て坊ガツルを目指します。
最初は緩やかな登りで、森林浴を楽しみながらの山歩き。
徐々に斜度はきつくなりますが、ほどよい登り。
このあたり、紅葉の落ち葉が登山道を彩りはじめます。
今歩いているこの山の斜面と向かいの山の斜面の木々の紅葉が折り重なって、きれいです。
落ち葉が敷き詰められた道。
黒っぽい石と土が紅葉を引き立てていてとてもきれいです。
雨ヶ池に到着。
振り返れば三俣山の斜面もきれいに紅葉しています。
この時期、九重の紅葉スポットはいくつかありますが、この三俣山に登られる人も多いそうです。
雨ヶ池にはもうほとんど花はありませんでしたが、マツムシソウが少し咲き残っていました。
雨ヶ池越を越えると、下り道になり、坊ガツルに出ます。
ここまで長者原から1時間30分ほど。
山があまり見せませんねぇ。これ以上悪くならないように。
坊ガツルは草紅葉という感じでしたが、リンドウや、
アキノキリンソウも咲いていました。
坊ガツルのテント場。
この時期のテン泊もよさそうですね。
坊ガツルからはいよいよ大船山への登りになります。
このあたり、背の低い木々の枝が張り出しており、下ばかり見ているとよく頭をぶつけます。
その点については、前に登った時に学習済みで、今回はほとんどぶつけませんでした。
こちらにも途中、紅葉の落ち葉が敷き詰められたところがありました。
坊ガツルのテント場から1時間10分ほとで段原に到着。
ここからは、晴れていれば九重の核心部や、下を見れば坊ガツルなどがよく見えるのですが、この日はこんな感じ。
大船山はもう目の前。
ガスっていますが、山全体が紅葉しています。
紅葉の絨毯がきれい。
岩々を彩る紅葉もきれい。
でもちょっと遠くに視線を移すと...
ガスが晴れてくれたらなぁ...
段原から20分で大船山山頂(1786m)に到着。
長者原から休憩込みで3時間25分でした。
さて、大船山の紅葉はここからが見所です。
(2)へつづく...