神戸・明石で駅弁といえば、淡路屋。
その淡路屋さんの「六甲山縦走弁当」という、いかにも六甲山ハイキング向けな駅弁がずっと気になっていたのですが、先日、鵯越から摩耶山まで歩いた時に、JR神戸駅で買うチャンスがあったので、買ってみました。
鵯越から六甲全山縦走路を歩き、菊水山、鍋蓋山を越え、再度山の脇を回って、市ケ原に下りてきたところでお昼休憩。
河原に腰を下ろし、蓋を開けてみると、その名のとおり、駅弁というより、山のお弁当って感じですね。
十穀米と麦ごはんのおにぎり。塩鮭やだし巻き玉子などの定番おかずに加え、すき焼き風の牛肉の煮物、いかなごのくぎ煮、蛸の旨煮など、神戸・明石の名物もしっかり入っています。
特に蛸がうまい。さすが「ひっぱりだこ飯」の淡路屋さんだけのことはあります。
縦長でコンパクトな包みで、ザックへの収まりがよく、価格もいまどきの駅弁としてはお手頃な680円。
とても気に入りました。
淡路屋さんの販売店舗のある駅を起点に六甲山に登る時は、毎回これでもいいかも。