冬の大原に行ってきました。
このところ暖かかったので雪はないものと思っていたのですが、この日は朝にかけて降雪があったようで、大原の里はうっすらと雪化粧していました。
大原といえば三千院門跡。
この日は初午大根焚きが行われています。
雪化粧した聚碧園。
そして、宸殿から見る往生極楽院も雪化粧。
一度見てみたかった、ポスターなどでよく見る冬の三千院の象徴的景観です。
いや、ほんとに美しい。
雪化粧といっても、ほんとにうっすらなので、足元は全然悪くありません。
わらべ地蔵のあたりは木々が傘になっているため、まだら模様の雪化粧。
おきな六地蔵も埋もれてしまうこともなく。
草木の葉の上にはふんわりと雪が乗っかり、雪の華が咲いたかのよう。
降りすぎ、積もりすぎると、来るのも歩くのも大変になりますが、絶妙なタイミングで来れてラッキーでした。
さて、大根焚きの方は、金色不動堂の前でふるまわれていました。
シンプルに大根のみですが、大ぶりで厚みもあって、味もようしゅんでます。
何より熱々で、鼻水たらたら、ほっこりと温まりました。
ありがたいですねぇ。
三千院を訪れる前には、里の駅大原の朝市と旬菜市場にも立ち寄り、大原産のとれたて新鮮野菜をいくつか購入しました。
蕪やら大根やら白菜やら水菜やらほうれん草やら...冬でも野菜が豊富なんですね。
初午といえば、畑菜もありました。からし和えと煮びたしにして食べたいと思います。
あと、京都の漬物で一番好きな「すぐき」が安くてうれしかったです。
ハイキングや観光の後に寄ると野菜がほとんどなかったりするので、一度朝に来てみたかったのですが、やっぱり朝一番はいいですね。
朝市にしても三千院にしても、早起きして訪れた甲斐がありました。