神戸市立森林植物園のムギマキとコサメビタキ | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

全国的に快晴の日曜日。

 

とはいえ、ガツガツ山登りという気分でもなかったので、旅鳥のムギマキが来ているという神戸市立森林植物園にのんびり鳥見に行ってきました。

 

 

ムギマキはロシア東部や中国北東部で繁殖し、中国南部や東南アジア方面で越冬する渡り鳥で、春と秋の渡りの時期に日本を通過するそうです。

 

 

神戸市立森林植物園でムギマキが見られるのは薬樹園にあるゴシュユ(呉茱萸)という木で、この木の実を食べにくるようです。

 

といっても、1時間に数回、飛んで来ては数粒啄んで飛び去るの繰り返し。

 

 

来てもうまく撮れないことも多かったですが、2時間ほど粘って何とか採餌の様子を捉えることができました。

 

 

ムギマキは初めて見ましたが、胸元の橙色がとても鮮やかできれいな鳥ですね。

 

キビタキに似ていますが、胸元の色合いと眉斑が違います。

 

 

証拠写真程度にしか撮れませんでしたが、そのキビタキも時々やってきました。

 

美しさではキビタキの方が上なんじゃないかとも思うんですが、旅鳥でかつ数が少ないという希少性のためでしょうが、この日はムギマキが主役で、キビタキは脇役扱いだったようです。

 

 

ムギマキを見る前には周囲を飛び回っていたコサメビタキも撮れました。

 

 

コサメビタキを見たのもまだ2度目ですが、今回はまともに撮れました。

 

 

真ん丸な目に小さく扁平なくちばし。

 

 

この”ザ・小鳥”という姿がたまらなくかわいらしいです。

 

 

ムギマキもキビタキもコサメビタキもそうですが、やっぱりヒタキ科の鳥が好きです。

 

 

さて、森林植物園ではそろそろ紅葉の季節になりつつあります。

 

こちらはシアトルの森のスズランノキ(左手前)とモミジバフウ(右奥)。

 

 

こちらは長谷池。

 

台風の影響なども心配されますが、今年の紅葉の色付きはどんなもんでしょうか。

 

 

この日は「JAZZの森ライブ」というイベントも開かれていましたので、観てみました。

 

森の中で聞くJAZZというのもいいものですね。

 

 

今回、森林植物園までは、「みなと観光バス」で三ノ宮から桜森町バスセンターまで行き、そこから歩いて行きました。

 

15分ほど歩きますが、森林植物園行きのバスよりも早い便があるし、料金も490円と少しだけお得。

 

いいバスを見つけました。

 

帰りは、歩いて再度山、諏訪山経由で元町へ。

 

諏訪山展望台から見る神戸の街は、六甲から見るのとは違って、港に出入りする船や空港を飛び立つ飛行機などもよく見えるのがいいところ。

 

 

たまたまですが、クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」が出港していきました。

 

これまではトゥエンティクロスばかり利用していましたが、こちらの道もいいですね。

 

行きも帰りもルートのバリエーションが増えました。