白山散策(4) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

白山のお池巡りも終盤。

 

ようやく白山で最も楽しみにしていた花畑まで来ました。

 

ハクサンコザクラの花畑です。

(ハクサンなんとか7つ目)

 

 

水屋尻雪渓手前の斜面にたくさん咲いていました。

 

 

花に人格があるとしたら、このハクサンコザクラはたぶん天然なんじゃないでしょうか。

 

このお日様に向かってぱっかーんと開いた平面的な形状を見ていると、心が解き放たれるようで癒されます。

 

 

水屋尻雪渓を越えるとほどなく室堂に到着。

 

 

室堂にもそこここに花が咲いています。

 

ヤマガラシ。

 

 

ハクサンハタザオ。

(ハクサンなんとか8つ目)

 

 

お池めぐりも思った以上に時間がかかり、時刻はもう15時。

 

早ければ、今頃下山していてもいい時間帯ですが、これから下山を開始します。

 

白山室堂ビジターセンターの前の池の周りにはコバイケイソウや、

 

 

ミヤマキンポウゲがたくさん咲いています。

 

今回は室堂周辺をあまり見て回れませんでしたが、このあたりをゆっくり散策するなら泊りの方がようさそうですね。

 

 

弥陀ヶ原を歩いていると、とハイマツ林の中に飛び込む鳥を目にしました。

 

カヤクグリですね。

 

鋭い眼差しをしています。

 

 

顧みる白山御前峰。

 

よい山でした。また来たいですね。

 

このあと黒ボコ岩まで来ると、ガスが上がってきて、白山が隠れてしまい、まるで舞台の幕が下りたかのようでした。

 

 

帰りは砂防新道を下ります。

 

黒ボコ岩から少し下ると、霊峰白山延命水がありました。

 

登りの途中にこういうありがたい水に出会うと生き返りますよね。

 

 

帰り道の花探しはやや雑に。

 

ヤマハハコ。

 

 

ミヤマダイモンジソウ。

 

 

ミヤマダイコンソウ。

 

 

オオバミゾホオズキ。

 

 

キヌガサソウは群生していました。

 

葉の大きさに比例して、花の大きさも変わるんですね。

 

 

ミツバオウレン。

 

 

リュウキンカ。

 

 

サンカヨウ、こちらはまだ花が咲いていました。

 

 

甚之助避難小屋。

 

このあたりはかなりガスっています。

 

 

ノビネチドリ。

 

行きに観光新道で見たテガタチドリとよく似ていますが、花や葉の形が微妙に違うのですね。

 

 

マイヅルソウ。

 

 

谷を見ると、幾重にも積み重ねられた巨大な砂防堰堤が。

 

これって、本当に必要なんでしょうか...

 

やり始めたら、やめられなくなって、延々続けている...そんなことないですか?

 

 

中飯場。

 

ほとんど休憩もとらず、けっこういいペースで歩いているんですが、下りも長い道のりです。

 

 

オオバギボウシ。

 

 

センジュガンピ。

 

 

室堂から2時間20分。

 

最後、吊り橋を渡ってようやく別当出合登山口まで戻ってきました。

 

 

いやぁ、夏の白山の花はすごいですね。

 

写真を撮ってないものも含めると、全部で80種類くらいは見られたんではないでしょうか。

 

しかし、花探しをしながら、お池巡りまでして、標高差1,450mを日帰りというのは、時間的に一杯一杯ですね。

 

今度は泊りでゆっくりと訪れてみたいです。