由布岳山頂から1時間30分、約750m下って、東登山口に到着。
そのまま車道を横断して、鶴見岳へと約550m登り返します。
最初は林道、そして谷筋を登り、
最後、急登を登れば、馬の背に出ます。
ここまでくれば、後は尾根伝いに山頂を目指すだけ。
馬の背から見る由布岳。
こちら側から見ると、また違った雰囲気に見えます。
山頂の周辺はミヤマキリシマの群落がありましたが、こちらも由布岳と同じく気の早い花がちらほらと咲く程度。
でも、ロープウェイの山上駅の近くには早くも満開になっている木もありました。
かなり咲く時期に個体差がありそうですが、今年の見頃は少し早くなるのかもしれませんね。
NHKの中継局が見えたら山頂は目前。
由布岳の東登山口から1時間40分で鶴見岳山頂(1375m)に到着。
山頂からの眺めは格別です。
北東側には別府湾。
南西側に由布岳や九重連山などが見えます。
ちょっと霞んでいましたが、もっと空気が澄んでいる時には祖母山なども見えるそうです。
鶴見岳は別府ロープウェイを使えば、軽装でも山頂まで行くことができるため、一般の観光客も多く訪れていました。
ミヤマキリシマの時期になると、すごい人出になりそうですね。
私も由布岳、鶴見岳と二座登頂して疲れたので、下りはこのロープウェイを利用させていただきました。
そして、路線バスで由布岳登山口まで戻りました。
鶴見岳の山バッジはロープウェイの山上駅で、由布岳の山バッジは狭霧台の売店で購入。
今回は欲張って、二百名山の由布岳、三百名山の鶴見岳の二座を一日で登頂しましたが、一日で二日分楽しんだような贅沢な気分を味わえました。
そういえば、去年も、三百名山の大和葛城山、二百名山の金剛山の二座を一日で歩きましたが、同じような充実感でした。
ただ、一つ一つの山をゆっくり味わえていないという点は否めません。
鶴見岳には、別府の海岸から山頂まで歩く「一気登山」というコースもあるそうなので、今度はそれにチャレンジしてみたいです。