冬鳥シーズン終盤、手近で今まで行ったことのないところへ行ってみようと足を運んだのは鶴見緑地。
パークゴルフ場の横には早咲きの桜が咲いていました。
こちらは早咲きの桜の代表格、河津桜です。
数は少ないですが、きれいに咲いています。
そして、こちらの少し濃いピンクの桜はおかめ桜。
木の下に多くの人が群がっています。
何だろうと近づいてみると、1本のおかめ桜にメジロの群れが蜜を吸いに来ていました。
やはり桜や梅にメジロという組み合わせは絵になりますね。
梅にメジロは「ウメジロ」なんて言うくらいの定番ですが、ピンクと緑というのがいいんでしょうね。
ヒヨドリも来ていましたが...まあ...ね。
梅林も少しですがありました。
けっこう梅の香りが漂っていましたが、メジロはおらず。
この日のメジロは桜に夢中のようでした。
こちらも梅かと思いきや、杏。
こちらはまだこれからというところです。
梅林の近くを鳥を探して歩いていると、斜面の下の方の草むらに、ツグミらしき鳥が。
しかし、顔はツグミですが、喉元から腹が赤茶色をしています。
ツグミの亜種、ハチジョウツグミのようです。初めて見ました。
日本には少数しか飛来しないらしいのですが、探しもしていなかったのにこんなところでお目にかかるとは。
シロハラと同様、軽視しがちですが、ツグミも注意して観察しないといけませんね。
この日の鶴見緑地は鳥を観に来ている人が多かったですが、レンジャクが来るということで、バーベキュー広場のそばに多くの人が待機していました。
しかし、なかなか来そうになかったので、周辺をぶらぶらしていると、大阪の鳥、モズに出会いました。
木に止まって尻尾をクルクルと回す仕草がかわいらしい鳥です。
正面から見た時などには、タカのような鋭い眼差しも見せてくれます。
レンジャクの方は、モズを眺めながらしばらく(レンジャク待ちの人たちの)様子をうかがっていましたが、昼を過ぎても動きがなかったので諦め、もう一つ気になっていた淀川の方に移動しました。
とはいえ、河原の鳥探しは不慣れで、どこをどう探せばよいものか...
淀川の左岸を太子橋今市から西に向かって歩き、ワンドや葦原に入って行ったりしながら探してみましたが、なかなか鳥を見つけられませんでした。
そんな中、なんとか見つけたベニマシコのペア。
遠くて葦が被っていますが、足元が倒れた葦で歩くとバキバキと音が出るため、これ以上近づけませんでした。
別の場所でメス単独。
そして、オオジュリン。
こちらのオスは頭や喉元が冬羽から夏羽に変わりつつあるようです。
河川敷ではヒバリが盛んにさえずっていました。
以上、淀川では、日が傾き、雲も出てきたこともあり、この程度の証拠写真しか撮れませんでしたが、通えばもっといろいろな鳥が観れるのでしょうね。
また来年にでも来てみたいと思います。