港都KOBE芸術祭 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

今年は神戸開港150年ということで、様々なイベントが行われています。

 

そんなイベントの一つ、「港都KOBE芸術祭」を観に行ってきました。

 

 

 

この芸術祭の大きな特徴は海上からアートを鑑賞するというところ。

 

まずは、中突堤中央ターミナル(かもめりあ)で「アート観賞船(ファンタジー号)&ポートライナーセット券」を購入します。

 

(通常1,900円のところが1,300円とかなりお得!)

 

 

 

そして、ファンタジー号に乗船して、さっそくアート観賞に出発。

 

 

 

ハーバーランドから摩耶埠頭沖まで、海上から観ることができる作品を一通り観賞していきます。

 

 

 

陸上からも観れる作品もありますが、アート観賞船からしか観られないという作品がいくつもあります。

 

 

 

それぞれ、少し遠目から、ごく短い時間しか観れませんが、

 

 

 

こんな所にこんなものがあるという、面白さ、不思議さ、意外な美しさなど、

 

 

 

パッと見て、何を感じるか...そういった楽しさがあります。

 

 

 

船内にもアート作品がありました。

 

こちらは、海から見た神戸の風景に重ねて神戸ゆかりの詩人の詩の一片を読む作品。

 

 

 

英語版もあります。

 

アート作品や神戸港の風景に夢中になっていると、いつのまにか船内ではコンテンポラリーダンスのパフォーマンスも始まり、内も外もアートで盛りだくさん。

 

 

 

さらに、ファンタジー号は普段から観光船として運航していますので、アート作品以外の神戸港の見どころも案内してくれます。

 

こちらは潜水艦を建造している川崎重工の造船所。

 

 

 

こちらは、たまたま寄港していた南極観測船しらせ。

 

こういうのを観れるのも、神戸港の観光船ならでは。

 

 

 

45分間のクルーズは中身が濃く、あっという間でした。

 

 

 

アート観光船のあとは、全作品を鑑賞するモデルコースにしたがって、港を歩きながらアートを鑑賞。

 

こちらはハーバーランドの高浜岸壁にある作品。

 

 

 

そして、メリケンパーク。

 

展示期間外のため、芸術祭の作品はなかったのですが、様々なモニュメントがあったり、イベントなどが行われていたり、普段でも芸術祭感覚で散策できます。

 

こちらの「BE KOBE」というモニュメントは、文字の横に立ったり、隙間から覗いたり、観光客の記念撮影スポットになっていました。

 

 

 

でも、メリケンパークで忘れてはならないのは「震災メモリアルパーク」です。

 

やっぱり、時々はこういうものを見ないと...ね。

 

 

 

こちらは、幕末、勝海舟らが開いた海軍操練所跡。

 

この他にも、旧居留地周辺のレトロビルなど、アート巡りをしながら、神戸の港の歴史や文化にも触れられるのもいいですね。

 

 

 

新港第一突堤にあるこちらの作品は、いかにも海の芸術祭的な作品で気持ちいいです。

 

 

 

神戸三宮フェリーターミナルにあるこの作品は、津波対策用のシェルターなのだとか。

 

 

 

神戸ポートターミナルには、6つの作品が集中して展示されていました。

 

よくわからない映像インスタレーションなど、屋内作品になると、ちょっと小難しくなるような...

 

 

 

アート観賞船を降りてから、ここまでずっと歩きっぱなしでしたが、ポートターミナルの作品を観た後、やっとポートライナーに乗って神戸空港へと移動します。

 

 

 

神戸空港駅の改札前の部屋にあった作品。

 

これはきれいでした。

 

 

 

展望テラスにあったこちらの作品。

 

それよりも、その背景の六甲山が私に無言のプレッシャーを与えます(?)

 

 

 

空港に来たら、離陸する飛行機も見ないとね。

 

 

 

関空行きの高速船が出る海上アクセスターミナルには、酸素ボンベの上に咲くひまわり。

 

 

 

ポートアイランド北公園にも同じ作品がありました。

 

これ、よく見ると、酸素ボンベの上部を切断し、それを花弁のように開き、逆さに立てた酸素ボンベの底の部分に差し込んでいるのですね。

 

花の中心には、電球らしきものが付いていますが、夜になると点灯するのでしょうか?

 

 

 

ポートアイランド北公園の作品を観て、全作品を観賞。

 

もうすぐ日没です。

 

ポートターミナル駅からポートライナーに乗って三宮へと帰ろうと、ポートターミナルの前を通ると、芸術祭のスタッフの方がもう少しすると、入口に置かれたある作品が一番きれいに見えると教えてくれたので、少し待ってみることに。

 

 

 

それがこのミラーボールの作品。

 

入口から夕日が差し込み始めると、暗くした室内に無数の光の粒が広がり、回り出しました。

 

 

 

床に放射状に広がる光もとてもきれいです。

 

昼間はまったく輝いておらず、???な作品でしたが、これは素晴らしいですね。

 

結構歩いたので少々疲れてはいましたが、最後に、好天の夕暮れ時のほんのわずかな時間にしか見られないこんな光景を観ることができて、とても気分よく帰路につくことができました。

 

 

「港都KOBE芸術祭」。

 

船から観るというの趣向をはじめ、神戸港ならではという特徴のある芸術祭でなかなか面白かったです。

 

 

 

<<追記>>

 

作品を巡りながら、モバイルスタンプラリーというのをやっていたのですが、懸賞に応募したら、後日、その賞品としてピンバッジとポストカードが届きました。