富良野散策(4) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

富良野岳から下山した後、富良野のどこかで夕食をと思って、思いついたのは「森の時計」。

 

新富良野プリンスホテルのニングルテラスにあるとのことで行ってみることにしました。

 

ニングルテラスは森の中に雑貨やクラフトのお店が立ち並ぶショッピングエリアで、夜はライトアップされてロマンチックな雰囲気です。

 

ニングルテラスと言えば、「北の国から」ファンにはおなじみ、雪子おばさんが働く「森のろうそく屋」のあるところですが、雪子おばさん(竹下景子さん)こそいませんでしたが、「森のろうそく屋」はちゃんとありますね。

 

私はこれらのお店にはあまり興味もなく、また、私のようなものにとっては少々入りづらい雰囲気でもあったので、外から覗き見た程度ですが、倉本聰さんが描いた点描画を展示している「点描の森」はなかなかよかったです。

 

とても繊細な絵を描かれるんですね。

 

 

 

さて、「森の時計」ですが、ニングルテラスからさらに森の奥に進んだところにありました。

 

外から観ると看板にだけぽっと灯りがともされており、営業しているのかしていないのか、ちょっと入るのに躊躇しましたが、おそるおそる扉を開けてみると、中はけっこう賑わっていてホッとしました。

 

 

 

「森の時計」はドラマ「優しい時間」で寺尾聡さん演じる主人公が開いた喫茶店で、撮影のために建てて、撮影終了後、そのまま本当の喫茶店として営業しているのだそうです。

 

とりあえず、お腹が空いていたのでまずは「森のカレー」を注文し、そして食後にコーヒーをいただきました。

 

ここのコーヒーは、ドラマと同様、まず、自らミルで豆を挽くところから始まります。

 

 

 

豆を挽き終わると、挽いた豆をボウルにあけてくれますので、ここで香りを楽しみます。

 

挽く前から豆の量がけっこう多いなと思って聞いてみると、1杯に19gの豆を使っているのだそうです。

 

ボウルの左上に普通のメジャースプーンと森の時計で使っているメジャースプーンを並べて見せてくれましたが、普通は大体1杯に10gとされていますから、倍近い豆の量になります。

 

贅沢ですね。

 

 

 

香りを楽しんだあとは、ネルドリップでコーヒーを淹れてくれます。

 

豆の量は多いのですが、焙煎はそれほど深くなく、「優しい時間」だけに優しい味わいです。

 

店に入った時はけっこう賑わっていたのですが、私がコーヒーを飲み始めた頃には、ほとんどのお客さんが帰ってしまっていたので、静かな雰囲気の中でコーヒーを味わうことができました。

 

帰ってから改めてドラマの動画を見てみましたが、お店は全くドラマのまんまですね。

 

スタッフも新富良野プリンスホテルの方なので、接客も丁寧でとても心地が良かったです。

 

 

 

ニングルテラスの入口には「富良野・ドラマ館」という「北の国から」、「優しい時間」、「風のガーデン」などのドラマに因んだグッズを販売するお店もありました。

 

ドラマのファンなら、おもわずニンマリするようなグッズが多々ありますよ。

 

 

以上、ラベンダー、富良野岳、森の時計と充実した富良野散策でした。