ゴールデンウィーク前半、伊豆・箱根方面に旅に出ました。
初日、早朝に出発してまず訪れたのは富士山の景勝地として有名で、世界文化遺産としての富士山の構成資産のひとつにもなっている三保松原。
天女が舞い降りて羽衣をかけたという天女伝説で有名な「羽衣の松」は現在三代目(???)
「羽衣の松」の前の砂浜に出ると、松原の先に富士山が見えます。
春らしく、晴天ながらも霞んだ富士山です。
ただ、このあたりから見る富士山もいいのですが、
富士山に向かって少し歩いて鎌ヶ崎というところまで行くと、弧を描く海岸線と松原の先に富士山が見え、景色がよりよくなります。
手前に松の枝先を添えれば、浮世絵か屏風絵かといった日本画的風情がさらに増していいですね。
三保松原のそばには、平安時代の書物にも記録が残るという御穂神社がありますが、
三保松原と御穂神社を結ぶ参道には、500mにわたって樹齢200年とも言われる松並木が続いており、「神の道」と呼ばれているそうです。
三保の松原の絶景を楽しんだ後は、春の漁期で賑わう桜えびを食べに由比漁港へ。
ここには「浜のかきあげや」という桜えびのかきあげなどを食べられるお店があるのですが、到着したのがお昼前ということもあってすでに大行列。
先を急ぐ理由もなかったので躊躇なく並びましたが、食べるまでに2時間近くかかってしまいました。
注文したのは、「沖漬丼セット」、1,000円也。
桜えびの沖漬けがのっかった丼に桜えびのかきあげと桜えびの入ったみそ汁がついたお得なセットでほとんどの人がこれを頼んでいました。
サクサクに揚がったかきあげはもちろんのこと、この沖漬丼もなかなか。
そのまま食べてもいいし、出汁をかけてお茶漬けのようにして食べるのおすすめとのことで、半分食べたところで出汁をかけてみましたが、桜えびがさっと白くなって、釜ゆでのような風味が生まれてかなりうまかったです。


せっかくなので一番の有名店、「うなぎ 桜家」というお店に行ったのですが、1時間強の待ち。

