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平野部では桜も終わった週末、春の花を探しに藤原岳に登ってきました。

前回は表登山道(大貝戸道)をピストンしたので、今回は裏登山道(聖宝寺道)から登ってみました。

表ほどではありませんが、それほど歩きにくいところもなく十分に整備された道です。

まだあまり花は咲いていませんでしたが、六合目だったか七合目だったか、少し日当たりのいい開けた場所にニリンソウが少し咲いていました。

八合目で近くなると花はまだ先ですがバイケイソウが群生していました。

八合目で表登山道と合流すると、九合目前後では、おやおや、福寿草が真っ盛りでした。

前に来たときは3月末で福寿草が盛りで、今回は福寿草後の花を期待して来たのですが、

うーん、今年は少し遅いんですかねぇ、まだまだ福寿園でした。

藤原山荘近くまで来ると残雪がありましたが、アイゼンは不要。
でも、ぬかるんでるのでスパッツはほしいところ。

藤原山荘前を左に折れて山頂の展望台を目指します。前回来た時には建設中だったトイレが完成していました。

山頂の展望台。いい天気です。

南には竜ヶ岳とその向こうに御在所山、

北西には御池岳がよく見えます。

山頂は混んでたので、すぐ戻ります。

途中、馬酔木がたくさんありましたが、まだ咲いているのはごくわずかでした。

藤原山荘から天狗岳にも行ってみました。途中よく見かけたのはヒロハノアマナ。

わずかですが、キバナノアマナもありました。

そのほかには、ネコノメソウ。

アズマイチゲ。

キクザキイチゲ。
アズマイチゲとよく似ていますが、違いは葉が菊のようにギザギザしているところ。

セツブンソウも残ってました。

天狗岩。藤原岳山頂より標高高いんですね。

藤原山荘まで戻り、表登山道で下山します。

福寿草の群落を見ながら下ります。

今回はこれ目当てではなかったんですが、やっぱりいいですね。

帰りもあまり花は見つけられませんでしたが、ヒトリシズカや、

タチツボスミレなどがありました。

おまけで登山口のミツマタとアセビ。
今回は福寿草よりも時期の遅い花を目当てに登りましたが、一番楽しみにしていたミノコバイモは見つけられず。
どういうところにどういう風に咲くかがわかってないと、見逃しが多くなりますね。
まだまだ花を見つける能力が低いです。