早春の神戸市立森林植物園散策と探鳥会 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

今年2度目の神戸市立森林植物園。

 

日本野鳥の会主催の探鳥会があるということで参加してきました。

 

9時半スタートで北側のエリアから探鳥を開始し、早々にトラツグミに遭遇。

 

あまり動き回らない鳥で、かつ珍しいからということでかなり長い時間を割いていただいたこともあり、じっくりと観察できました。

 

尻尾をフリフリしながら、ノソノソと歩き回って地面をほじくり返している姿がとてもかわいらしい鳥です。

 

 

 

こちらはトラツグミを観察していた時に誰かが見つけてくれたイカル。

 

高い木の梢に止まって、とてもきれいな声でさえずっていました。

 

最近、この声を耳にして、姿を探してみるも見当たらずということが何度かあって気になっていたんですが、探鳥会のおかげでようやく正体がわかりました。
 

 

というように、こういう会に参加すると、自分一人で探すよりもずっと多くの鳥を見つけることができたり、いろんな話を聞けたりして、とても勉強になります。

 

ただ、この日はトラツグミに時間を費やし過ぎたこともあり、思っていたほど多くの鳥には出会えませんでした。

 

このあたりは大勢で動くことのデメリット。一長一短ですね。

 

うまく使い分けたいところです。

 

 

 

探鳥会の前後にも鳥を探してみましたが、この日よく見られたのは、ツグミ、シロハラ、ホオジロ、アオジ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリあたり。
 
ホオジロはさえずりも聞けました。
 
 
 
あとは、このコゲラや、アトリ、エナガ、シメ、ハクセキレイ、マヒワ、ノスリ、ルリビタキ♀、ジョウビタキ♀。
 
全体的に1月よりも鳥が少なかったような気がします。
 
 
 
帰り際に出てきたジョウビタキ♀。
 
スプリンクラー好きのなかなかの美人さんです。
 
 
 
さて、忘れてならないのは、ここは野鳥園ではなく植物園であるということ。
 
3月となり、早春を彩る花も咲き始めていました。
 
お日様を浴びてしっかり開いたフクジュソウ。
 
 
 
控えめに可愛らしく咲くセツブンソウ。
 
 
 
バイカオウレンは終わりかけ。
 
 
 
そして、一番華やかに咲いていたのはユキワリイチゲ。
 
 
 
朝は閉じていたんですが、昼に再び見てみると日光を浴びて純白の花びらが大きく開き、光輝くような美しさに変貌していて驚きました。
 
 
もう少しすると木々も芽吹き、花も続々と咲き始め、鳥の方も冬鳥が去り夏鳥が訪れるなど、変化が大きくなってきますので楽しみですね。
 
また山野を歩き回ってみようと思います。