京都に紅葉を見に行ってきました。
といっても、この時期、メジャーな紅葉の名所はものすごい人出なので、あえて人が少なそうな隠れた名所、穴場を探しつつ歩いてみました。
まずは早朝、出町柳を出発し、下鴨神社を散策。
しかし、糺の森は京都市内でも紅葉の時期が最も遅いらしく、ごらんのとおり、まだ青葉が目立つ状態でした。
きれいだったのは河合神社のイチョウくらい。
糺の森の紅葉の見頃は12月に入ってからだそうですので、また改めて来てもいいかも。
下鴨神社を散策した後は、開店したばかりの出町ふたばで豆餅と栗餅を購入。
秋はやっぱり栗餅ですね。
そして、すぐ近くのコーヒーハウスマキで評判のモーニングをいただいて散策再開。
京都御苑に隣接する梨木神社。
萩で有名な神社ですが、紅葉も少し見られました。
今年はやはり紅葉が早いようで、かなり散っていましたが。
萩も葉がだいぶ黄色くなっていましたが、花も少し残っていました。
この神社の境内には京都三名水の一つ「染井」があります。
京都には名水がたくさんありますが、名水に出会っても空のボトルをもっておらず、その場で少し飲んでみるだけというパターンを今までずっと繰り返していたので、今回は空のボトルを持参し、汲んで帰りました。
まろやかで少し甘味を感じる美味しい水です。
そして、京都御苑へ。
広大な敷地内は緑が豊かで、この時期は特にイチョウの鮮やかな黄色が目立っていました。
一條邸跡のイチョウはほぼ散っていましたが...
他の場所に行くと、まだまだ葉が残っているイチョウも多く、特に桜松のそばのこのイチョウの木は左右に大きく枝を広げた樹形が優美で、印象的でした。
モミジとイチョウのコラボレーションもいいですねぇ。
あと、黄葉では蛤御門の近くのこの木も見事でした。
黄葉の下に黄色い帽子をかぶった小学生達。
凝華洞院跡の小高い丘の上にあるイチョウの下でもイチョウの葉の黄色い絨毯の上で幼稚園児たちがきゃっきゃきゃっきゃ言いながら遊んでおり、なんともほほえましい風景でした。
美しい紅葉を愛でるのもいいですが、その紅葉の元に集う人々の幸せそうな表情を見るのもまたいいものです。
モミジもさまざまな場所に点在していましたが、仙洞御所の前あたりが特にきれいでした。
あとは白雲神社もよかったです。
ここも黄と赤の組み合わせ。モミジの赤は黒いものを背景にするとより引き立ちます。
九條池と拾翠亭。
以上、京都御苑をさらっと歩いてみましたが、京都御苑はとてつもなく広いので、まだまだ見どころはたくさんあると思いますし、また、様々な樹種があるため、比較的長く紅葉を楽しめると思います。
また、広い分、人も分散され、のんびりと散策することができていいですね。
京都御所や仙洞御所も合わせて参観すれば、より充実した紅葉散策になりそうです。
(2)へつづく...