春日山城跡周辺を散策した後、実はそのすぐそば、直江津あたりが親鸞聖人ゆかりの地でもあるということを知り、少しだけ散策してみました。
まずは、居多ヶ浜という海岸。
専修念仏停止によって越後に配流となった親鸞聖人が上陸したとされる場所です。
きれいな公園として整備されていました。
夕日がきれいだそうです。
居多ヶ浜から少し入ったところにある越後一の宮居多神社。
親鸞聖人が越後上陸後にまず参拝されたという神社で、親鸞聖人の越後七不思議の一つ、「片葉の葦」が群生していることでも知られるそうです。
そして、五智国分寺。
境内には親鸞聖人が越後で最初に暮らした竹之内草庵跡があり、親鸞聖人坐像と伝わるものが安置されています。
ただ、現在の五智国分寺は上杉謙信公が再興したものらしく、親鸞聖人が流されていた当時の国分寺がどこにあったのかは不明なのだそうです。
とまぁ、これくらいしか見ていないのですが、当時の面影を窺い知ることができるようなものはなにもなく、なんだかピンとこないゆかりの地巡りでした。