山形市から庄内方面に向かう途中、尾花沢にある銀山温泉に立ち寄りました。
銀山温泉は江戸時代初期に栄えた延沢銀山が衰退した後、温泉資源を生かして湯治場として生まれ変わったそうで、銀山川の両岸に洋風木造建築の旅館が立ち並ぶ、大正浪漫あふれる景観が魅力的な温泉です。
案内所で日帰り入浴可能な温泉を教えてもらうと、夕方だったので旅館の日帰り入浴は終了しているとのことで、3つある共同浴場の一つ、温泉街の外れにある「しろがね湯」へ。
細長い三角形の小さな湯船でしたが、たまたま、先客が出てくるところで、あとからくるお客さんもなく、貸し切り状態でしたので、ゆったりと入ることができました。
お湯はやや熱め。無色透明ですが、ほんのり硫黄臭のするいいお湯でした。
この日は昼から雨が降っており、温泉から出た時には、やや強く降り始めていたので、喫茶店で雨宿り。
雨が止んだら写真を撮りに出ようと思っていたのですが、暗くなりかけてもなかなか止まないので、やむをえず外へ。
雨の中、傘をさしながら写真を撮ってみましたが...
暗くなりすぎていて、イマイチ雰囲気が伝わらない写真になってしまいました...
実際はとてもいい雰囲気のいい温泉街です。
できれば、今度は日帰りではなく泊りで訪れて、浴衣を着てのんびり外湯めぐりなどしてみたいですね。