信州、諏訪地域まで来たついでに、前から気になっていたサントリーの白州蒸留所に行ってきました。
今は前日までに見学の予約が必要になっており、駐車場前の受付で予約した見学ツアーと名前を告げて、パンフレットなどをもらい中へ。
サントリー白州蒸留所は名水の湧く甲斐駒ヶ岳の麓、白州の森の中にあります。
受付から中に入るともう森の中。
ギボウシやヤマユリの咲く森の小道を歩き、見学ツアーの集合場所に向かいます。
白州蒸留所のシンボルとなっているウイスキー博物館。
この建物の1Fが見学ツアーの集合場所になっています。
この建物は、草創期の山崎蒸留所にあった双頭のキルン(乾燥塔)をモデルに建てられたものだそうです。
中ではウイスキーの製造過程や歴史などを紹介しているほか、最上階、双頭の部分は展望台にもなっています。
この日は雲が多くて眺望はイマイチでしたが、天気の良い日には八ヶ岳や富士山まで見えるそうです。
さて、見学ツアーの方ですが、今回はマイカーで訪れたため飲酒不可ということで、同じ敷地内にある天然水の工場の方を見学することにしました。
電気バスで工場に向かい、南アルプスの天然水がどのようにして生まれ、どのように製品として出荷されていくのかを紹介してもらうのですが、実際の製造工程を見れたのはボトリングされたペットボトルを段ボールに詰め込むラインのみ。
あとはパネルや映像などを見るだけでしたので、ウイスキーに比べるとちょっと物足りないものでした。
試飲はもちろん「南アルプスの天然水」。
それと、天然水を使った「ヨーグリーナ&南アルプスの天然水」でした。
ヨーグリーナはおいしいですね。
透明なのにこのヨーグルト感。
ホエイ(乳清)を乳酸菌発酵させているからなんですね。
また、おかわりで「南アルプスの天然水スパークリングレモン」と「朝摘みオレンジ&南アルプスの天然水」もいただけました。
が、水ばかり一気に飲んで、おなかたっぷんたっぷんです(笑)
ウイスキー博物館や見学ツアーの他には、ファクトリーショップ「IN THE BARREL」、限定ウイスキーなどを楽しめる「BAR白州」、地元食材を使ったメニューやウイスキーとのマリアージュが楽しめるレストラン「ホワイトテラス」などがありますが、ファクトリーショップでお土産などを物色した後、お昼時だったので、「ホワイトテラス」のオープンテラス席で「夏野菜のキーマカレー」をいただきました。
森の空気と鳥のさえずりを聞きながら...とのことでしたが、平日だからなのか、大型トラックが頻繁に行き来していて意外と騒々しかったです(笑)
帰りはバードサンクチュアリという森の散策路に寄ってみました。
ここでは野鳥が多く見られるそうで、来たときはけっこう鳥の声が聞こえていたのですが、もうお昼時でほとんど声も姿も見えず。
来て真っ先に散策すればよかったとちょっと後悔。
ただ一羽だけみかけたこの鳥。後姿ですが、キビタキでしょうか。
ファクトリーショップで買った商品。
白州蒸留所限定のウイスキーとハーフロックグラスにおつまみ類。
限定ウイスキーは一人一本しか買えなかったのがちょっと残念。
ちょっと開封するのがもったいないですね。
あと、来る前に寄った道の駅「小淵沢」においてあった白州蒸留所のチラシに記念品の引換券というのが付いていて、それを提示したら、森の動植物のイラストが描かれた天然水工場オリジナルのクリアファイルをいただけました。
これはなかなか素敵です。
以上、「サントリー天然水南アルプス白州工場」を見学してみたわけですが、やっぱり大人としてはウイスキーのほうを楽しまないと物足りないですね。
また、改めて飲酒できる体制で訪れたいてみたいです。