梅雨の晴れ間の六甲高山植物園。
これからの季節の一番の目玉、ニッコウキスゲ。
鮮やかな黄色の花がたくさん咲いていました。
でもまだまだこれからといったところです。
園内には他にもたくさんの花が咲いていましたが、入園時にもらえる園内マップにその時々の見頃の花の位置やオススメルートが書かれているので、それを目安に回ってみました。
西入口の前にあったのは、キツリフネ。
湿生植物区にはカキラン。
ショップのそばには茂みに隠れるように、アリマウマノスズクサ。
あちこちで見られたササユリ。
中央の池には、夏の花、三点セット。
コウホネ。
スイレン。
アサザ。
そして、人の姿を見ると群がる池の鯉。
ロックガーデンには、タカネマツムシソウ。
イブキジャコウソウ。
シコタンハコベ。
終わりかけのコマクサ。
ロックガーデンの周辺には、ヒメユリ。
ヤマオダマキ。
ホタルブクロ。
これは植物園の外でも多くみられました。
クガイソウ。
オカトラノオ。
早春に咲くバイカオウレンの花畑の中に顔を出していたギンリョウソウ。
花が小さくて少なくてほとんど気づかれていなかったバイカツツジ。
木の枝に垂れ下がっている泡々のモリアオガエルの卵。
キョウガノコ。
ノハナショウブ。
唐突に食虫植物のハエトリソウ。
モウセンゴケ。
六甲高山植物園のこの時期のもう一つの目玉はアジサイ。
なかでもかつて幻の花と言われていたシチダンカです。
シチダンカはここへ来る途中の摩耶山や植物園周辺でも見かけました。
もはや”幻”ではなく、六甲名物のアジサイですね。
シチダンカ以外にも、ミヤマヤエムラサキ。
マイコアジサイ。
ヤマアジサイ”虹”。
ヤマアジサイ”七変化”。
ヒメアジサイ。
などなど、ヤマアジサイを中心に様々な品種がみられました。
この時期の高山植物園は、盛夏の高山植物と、六甲山自生の初夏の植物などが入り交じって多なかなか彩でした。
ただ、手軽にいろんな花が見れるのは植物園ならではのいいところですが、コマクサとかニッコウキスゲを見ると、自生の大群落を観に行きたくなってしまいますね。