
ゴールデンウィークに九州に行った際、九州国立博物館に行ってきました。

開催していた特別展は「始皇帝と大兵馬俑」
約8000体とも言われる兵馬俑の中から、将軍俑、軍吏俑、立射俑の実物三体と、始皇帝の霊魂を載せた銅車馬とそれを先導する銅馬車の複製などが出展されていました。
この時代の技術水準の高さ、そしてこれだけ大規模な陵墓の造営を手掛けた始皇帝の壮大な野望には驚かされます。
昔の中国はすごいです。
九州国立博物館は地理的にアジアやヨーロッパに近く、昔から文化的交流も盛んだったことから、そういったテーマの展示が多いのも特徴で、京都や奈良とは少し違った雰囲気があって面白いです。

九州国立博物館は太宰府天満宮から小高い丘を隔ててすぐのところにあり、アクセストンネルをくぐって行き来出来るようになっています。

ということで、博物館見学の後は太宰府天満宮にお参りし、参道で名物の梅ヶ枝餅をいただいて小腹を満たすというのもまた楽しみの一つです。

さて、今回、九州国立博物館に行ったのにはもう一つ目的がありました。
それは昨年、京都国立博物館で購入した「京博パスポート」を使い切ること。
・桃山時代の狩野派(京都)
・大英博物館展(九州)
・白鳳(奈良)
・琳派 京を彩る(京都)
・正倉院展(奈良)
・始皇帝と大兵馬俑(九州)
今回で、特別展のスタンプ欄がすべて埋まり、フル活用することができました。
上記特別展以外にも一度京都国立博物館に行っていますし、かなりお得でした。
また、面白そうな特別展が続きそうな時に購入してみたいと思います。
その時は、東京国立博物館も観に行きたいですね。