かたくり群生の郷 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録



角館の桜を見た後、角館と同じ仙北市の八津というところにかたくりの群生地があるとのことで行ってみました。




群生地はいくつかのエリアに分かれており、この時は遅咲きのエリアが見頃とのことでしたが、ごらんのとおりの大群生。

カタクリは疎らに咲いているイメージしかなかったのですが、ここのは密度が濃く、遠目に見ても紫色が濃いです。




このカタクリ、特大サイズの栗で有名な西明寺栗を栽培する栗林に元々自生していたそうですが、ここまで群生したのは栗の木の剪定、間伐によって日当たりがよくなり、堆肥がカタクリの生育にも適していたからと考えられているそうです。




一輪一輪を見ても、うつむいて咲く花は可憐です。




中には、1万本に1本とも言われる珍しい白花カタクリも見られました。




カタクリに混じってキクザキイチゲなどの春の花も咲いていました。




また、ゼンマイ、ワラビ、フキノトウ、ツクシなどの山菜もたくさん生えていました。

ここに限らず、栗林には山菜がよく生えている印象があるのですが、カタクリと同様、山菜が育ちやすい環境だということなのでしょうか?




かたくり群生の郷は秋田内陸縦貫鉄道の八津駅のすぐそば。

(駅の傍らに枝垂桜が咲いていたので近くに行ってみると、ちょうど列車が到着したので、期せずして撮り鉄になってしまいました。)

角館から列車でも自動車でも15~20分と近いですので、角館の桜を見るなら、是非、こちらの方にも立ち寄ってみるべきかと思います。