滋賀県と三重県にまたがる藤原岳の福寿草を観に行ってきました。
運よく、ちょうど見頃だったようで、表道(大貝戸道)から登ると、八合目から九合目あたりの日当たりのよい斜面に福寿草の群落がたくさんみられました。
一輪だけ咲いているもの、何輪も固まって咲いているもの、様々でしたが、
中にはこんな大家族も。
太陽の光を一杯に浴びて大きく花開いていました。
雪解けがけっこう進んでいて、雪の中から顔を出しているような花は見つけきれませんでしたが、雪を背景にした花を辛うじて撮ることができました。
やはり、雪と福寿草の花の組み合わせは絵になるというか、春の訪れの喜びというものをより強く感じますね。

山頂部の藤原山荘から天狗岩方面へ歩いていたら、数は少なかったですがセツブンソウにも出会えました。
この日は快晴で暖かく、山頂部からの眺望もよく、絶好の登山日和でした。
ただ、八合目から上は登山道にもけっこう残雪が多く、普通の登山靴でも行けなくはないけれども、アイゼンがあったほうが安心といった感じでした。
年によって状況は違うと思いますが、残雪には要注意です。