湖東三山紅葉散策(3) | Archive Redo Blog

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湖東三山、最後の寺、西明寺

金剛輪寺 からの道、最後の山道を抜けたところが西明寺の駐車場だったのですが、その上にあるモミジがちょうど日光に照らされて鮮やかに輝いていました。




ここも、全体的に紅葉は終わりかけでしたが、それでも所々いいところがありました。

特によかったのは鐘楼の周辺。




鐘楼のシルエット越しのモミジという構図もよし、下から見上げる構図もよし。

日が傾き、柔らかな陽光が注ぐさまが何とも情緒的です。




庭園入口のモミジもやはり柔らかな日差しを浴びて趣がありました。




庭園の紅葉は、日が陰ってきていたこともあり少し寂しげでしたが、控えめに咲いていた不断桜がきれいでした。




以上、湖東三山を巡ってきましたが、残念ながらどこもピークをとうに過ぎており、部分的に楽しむことしかできませんでした。

(ネットの紅葉情報では”紅葉見頃”のマークが出ていたのですが、全くあてになりませんな...)




しかし、いずれも山裾に広大な寺領を持ち、紅葉する木々も豊富で、そのポテンシャルの高さは十分に感じることができました。

参道、建物、庭園の配置や様式などに似たところが多く、こうして一度に見て回ると少し飽きてしまうかもしれませんが、案外、京都のお寺を巡るよりも紅葉を堪能できるのではないかと思います。

ただ、今回私はハイキングがてら三山を歩いて回りましたが、道中はたいして面白いところはありません。

そのせいか、すれ違ったハイカーとおぼしき人は片手で数えられるほどしかいませんでした。

ほとんどの方がそうしているように、マイカーやシャトルバスで巡るのが正解かもしれません。

その気になれば永源寺にまで足を延ばせますしね。