ビッグデータの覇者たち (講談社現代新書)/講談社- ¥798
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最近、「ビッグデータ」という言葉をよく聞きます。
文字通り、膨大なデータのことですが、それを活用する仕組みをも含めてこう呼ぶようです。
人間の脳では処理しきれないほど膨大な量のデータを収集・蓄積し、処理・分析するためのインフラが充実してきた今、「ビッグデータ」を活用する方法や、活用している企業のビジネスに注目が集まっています。
この本では、そんな「ビッグデータ」について、技術論ではなく、産業論として捉え、わかりやすく解説しています。
我々IT業界人としてはどうしてもそれを支えるIT技術の方に注目しがちですが、重要なのはやはり、世界に溢れる情報の中から、いかにして有益な情報を拾い集め、精錬し、宝に変えていくかということ。
そのヒントを与えてくれる一冊かと思います。