植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 (中公新書)/中央公論新社- ¥882
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以前読んだ、「都会の花と木―四季を彩る植物のはなし 」という本を書かれた田中修さんの本です。
芽生えた場所から動くことができない植物が、いかにして身を守り、子孫を増やしているのか。
そのすごさを雑学感覚で紹介しているのですが、進化の過程で結果的にそういう特性を持ったものが生き残っているに過ぎないものが、あたかも植物たち自らの意志によってそういう仕組みを作り上げてきたかのように思わせるところが面白いですね。
普段何気なく見ている植物たちが愛おしく思えてくる一冊です。