歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)/中央公論新社- ¥777
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映画にもなった「武士の家計簿 」の著者、磯田道史さんの本です。
最近、テレビの歴史番組でもちょくちょくお見かけしますが、まあ、とにかく歴史が好き方なんですね。
それもただの自己満足ではなく、古の人々が残した古文書を読み解きながら、それの叡智を現代によみがえらせよう、活かそうという意欲に溢れているところに感銘を受けます。
なんたって、昨年の震災を受けて、歴史的な観点から地震を研究する必要性を感じ、今後起こるであろうとされている南海トラフを震源とする大地震の被害の中心地である東海地方、浜松の大学に転職したというほどですから...すごいですよね。
この本は、そんな歴史好き、古文書好きの磯田さんが古文書が伝えるリアルな歴史の愉しさについて語った連載を集めたものです。
忍者、戦国、江戸、幕末、地震...歴史小説で読む歴史とはまた一味違った歴史の愉しさを感じられる一冊です。