
「唐津くんち」を見に行ってきました。
「唐津くんち」は唐津神社の秋の例大祭で、日本三大くんちのひとつとされているそうです。

私が見に行った日は二日目、「唐津くんち」の最大の見どころである”御旅所神幸”が行われていました。
”御旅所神幸”では、朝、唐津神社を出発した曳山が市内を御旅所まで巡幸し、午後、再び市内を巡幸して帰っていきます。

御旅所ではこのように曳き込まれた曳山を間近に見ることができるのですが、様々な意匠の曳山がある中で一際目を惹くのは何と言ってもこの鯛ですねぇ。
円らな瞳とキュッと上がった口角、とても愛嬌があります。
曳山は14台あり、それぞれ揃いの法被を着た曳き手の「エンヤー!エンヤー!」の掛け声と笛や鐘の音とともに順番に巡幸を開始します。

うーん、やっぱり鯛がいいですねぇ。
巡幸中は頭が上下に大きく動き、胸鰭がパタパタと動くんですが、それがまたかわいい。
各曳山とも御旅所からの曳き出しに苦労していたようで、連なっての巡幸ではありませんでしたし、だんじりのような豪快なやりまわしもありませんが、盛大なくんちの雰囲気を存分に味わうことができました。
お祭のある街っていいですよね。