心星ひとつ―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-7 時代小説文庫)/高田 郁- ¥620
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別に各巻ごとに書くこともないんですが...
第6巻であるこの「心星ひとつ」では、ストーリーが大きく動き始めます。
急に降ってわいた店の移転話と、身分違いの想い人との縁談という主人公澪にとって2つの大転機。
これまでのシリーズを読みとおしていれば、自ずとその選択は読めてしまうのですが、そこに至るまでの澪の迷いが、もしや予想外の方向へ進むのではと、すれた読者に揺さぶりをかけます。
起承転結で言えば、そろそろ「転」に差し掛かっているのではないでしょうか。
結末まであと2巻くらいかな?