三門や法堂周辺の賑わいに比べると多少なりとも落ち着いた雰囲気があり、よく手入れされた庭園ではもちろん紅葉も見られます。
その中で、今回は南禅院と天授庵を見てきました。
まずは南禅院。
南禅寺発祥の地とも言われるこの塔頭は水路閣をくぐって少し登った高台にあります。

方丈の軒の暗がりを通して見ると庭園の紅葉の色彩がより一層引き立ちますね。

まだ朝早かったせいか、いい雰囲気を味わえました。
そして、天授庵。
三門南側にある南禅寺の開山塔です。

こちらは本堂前庭(東庭)。
枯山水の庭の背景を彩る紅葉は見事です。
この時期、夜にはライトアップもやっているそうです。

そして、書院南庭。
あまりきれいには撮れませんでしたが、対岸の紅葉とその映り込みがよいですね。

そして、書院の入り口から書院を通して見る書院南庭。
中には上がらせず、あえて入口から建物を額縁に見立てて眺めさせるというのがいいですね。
アートです。