精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)/上橋 菜穂子- ￥580
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上橋菜穂子さんの異世界ファンタジー”守り人”シリーズ第一弾。
この手の作品は、世界観を理解するまではなかなかページが進まないものですが、この作品に関しては冒頭からグイグイと突き進み、あっと言う間に読み終えてしまいました。
だからと言って決して浅すぎるというわけではありません。
いい意味で無駄がないといいますか、押しつけがましさやくどさがなく、幅広い層の読者が”楽しく読める”作品だと思います。
ただ、個人的には何かこう心にズシンと響くようなものが足りない感じがしました。
２作目以降のほうが評判がよさそうなので、期待したいですね。